槙野智章「バリうまいやん、これ」美食の街・マカオじゅうの店がマネする“地元メシ”に感動

元サッカー日本代表の槙野智章が5月1日放送の『世界頂グルメ』に出演。「食王」を自称する槙野がマカオを訪れ、地元民イチオシの激辛グルメを堪能した。

カジノで知られる中国の都市・マカオ。“東洋のラスベガス”とも呼ばれる一方、30もの世界遺産がある観光都市でもある。さらに『ユネスコ食文化創造都市』に認定されている“美食の街”としても知られ、今、女子旅行の新定番と言われるほど注目のスポット。

そんなマカオでは今、どんな人がどんな地元メシを食べているのか？早速、槙野は捜索を開始。街で出会った男性に「マカオで一番うまい地元メシってなんだと思いますか？」とたずねると「ソルマーの『アフリカンチキン』が一番好きだね」という答えが。『アフリカンチキン』はポルトガルやアフリカの料理がマカオに伝わり、独自にアレンジされて生まれたマカオを代表する料理。

教えてもらった店に向かうと、店内は満席で大賑わい。売り切れてしまうこともあるほどというシェフの『アフリカンチキン』は、マカオじゅうの店がマネするほどおいしいと評判の味なんだとか。それを聞いた、自称「食王」の槙野は「そのシェフのオリジナルが僕に合うと思います？」と挑発気味にたずねると「もちろん合うに決まってるだろ」とシェフは断言。「今から作るから見に来なさい」と自信たっぷりのシェフに「すごい！めっちゃ自信あるじゃん」と期待が高まる。

早速、厨房（ちゅうぼう）で『アフリカンチキン』を作ってもらうことに。香辛料を漬け込んだ鶏肉を鉄板で焼き、中華鍋ににんにく、企業秘密の激辛調味料、ケチャップ、鶏ガラスープを入れソースを作る。それを焼いた鶏肉にかけ、オーブンで焼いたら完成。

シェフが見守る中、できたてをほおばった槙野は「バリうまいやん。これ」と絶賛すると、シェフは思わず笑顔に。続けて「めっちゃおいしいですけど、めっちゃ辛いね！この辛さがビリッとした感じなんですけど、俺にはちょっと辛すぎるかな」と苦笑い。するとシェフから「君は体が大きいからいつもより辛くしたよ」と真相を明かされると、スタジオは大爆笑。「だからか！」と槙野も笑いながら納得するも「ピリピリレベルじゃないですね。カー！ってやつ」とあまりの辛さにツラそうな表情を浮かべた。最後に「君の振る舞いが気に入ったから、つい親切心でやってしまったよ」と茶目っ気たっぷり話すシェフに「ありがとうございます」と笑顔で握手を交わした。

さらなるマカオの地元メシを求め、槙野は捜索を開始。商業ビルにあるフードコートで食事をしている子どもたちを発見。「学校は？」と話しかけると「今はお昼休み。給食はあるけど外食してもいいんだよ」と兄弟2人で昼食を食べに来たという。子どもたちに教えてもらったマカオで一番うまい地元メシは『ミンチィ』。「ママの作る『ミンチィ』が最高だよ！」という子どもたちの家でごちそうになることに。

急きょ、小学生の自宅にやってきた槙野。出迎えてくれた母親は「日本からとんでもない大物が来る」と子どもたちから説明を受けたと話すと、槙野は大爆笑した。続けて父親は「（槙野を）サッカーゲームで見たことあります」と明かすと、スタジオは「え～」と驚いた。

家族のために5時間かけて作るという“おふくろの味”『ミンチィ』。早速、台所で作り方を見せてもらうことに。まず、フライパンにオリーブオイル、4時間タレに漬け込んだ牛肉と豚肉のミンチを入れていためる。ざるにいためた肉を入れ、余分な油を取り除くためしゃもじで押しつぶす。ノンフライのじゃがいもと先ほどの肉を一緒にいため、ごはんに盛り付けたら完成。サイコロ状に切ったポルトガルスタイルのじゃがいもと中国の味付けが融合した、マカオのおふくろの味。

一口食べた槙野は「バリうまい。これ」と絶賛。家族みんなとハイタッチを交わすと「めっちゃうまい、これさすがだわ。牛肉と豚肉がいい感じで混ざってますし、おいもが最後に入ってきたことによってうまさを引き出しますよね」とコメント。お母さんの『ミンチィ』を食べたフェロ君は「本当は毎日でも食べたいんだけど、ママはすごく忙しいから大変な思いをさせたくないんだ」と打ち明けると、「やさしいね」と母親の目から涙があふれた。

スタジオのホラン千秋は「いい子だね～」と感心すると「すごい行きたくなりました…休みがあったら行きたい」とコメント。するとMCのハライチ・澤部は「休みがない」と忙しいホランにツッコミを入れると、「ない」とホランもつぶやき、笑いが巻き起こった。

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写真提供：（C）日テレ