カズレーザー「あれはきつい!」専門家が食生活に取り入れる味覚障害を改善する『三種の神器』を紹介

2024.5.1 09:15

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が30日に放送された。今回は『味覚障害を1週間で劇的改善&脳科学で判明した、あなたの能力を引き出す間取りSP』をテーマに『料理でおいしく味覚障害を改善』という講義で、味覚研究の最前線で活躍する広島大学医学部の堤理恵氏が、自身の食生活から味覚改善のヒントを明かした。

若者からお年寄りまで幅広い世代で問題になっている味覚障害。堤氏によれば、うま味のわからない人は、わかる人の2倍以上も肥満になるなど病気のリスクも高いという。番組では、以前の放送で味覚障害の可能性を指摘されたマヂカルラブリーの村上が堤氏の自宅を訪問。おいしく舌を鍛えるための『三種の神器』を学んだ。

まず堤氏が取り出したのは、以前カズレーザーも味覚を鍛えるために専門家からすすめられていた『昆布だし』。水出しした昆布だしを摂取することでうま味に関する感覚が鍛えられるだけでなく、豊富に含まれるアルギン酸や食物繊維の効果で、コレステロールの減少や大腸がんの予防などの効果が見込まれるという。

しかし味覚が衰えている人はうま味を感じられず、まるで薄い海水を飲んでいるように感じるそうで、カズレーザーも「あれはきつい!北海道でこうやった(くんだ)海水」と、昆布だし生活の当時を回想した。堤氏は昆布だしをおいしく食生活に取り入れる方法として、ご飯を炊く時に昆布を入れるようアドバイスを送った。

続いて登場したのは手作りの『ひじきのふりかけ』。ひじきとカリカリ梅、ちりめんじゃこを昆布だしで煮詰めたもので、しょう油の代わりとして豆腐などにかけて食べるそうだ。先ほどの昆布だしには抵抗感を示していた村上も、このふりかけには「おいしいですこれ!」と好反応。「かんでるとひじきが最後残って、それがすごい塩味をちゃんと持ってて、うまい!」とリアクションした。

また番組では、脂肪を感じる味覚『脂肪味(しぼうみ)』が鈍感になると、食欲が暴走し高脂質な食品を過剰摂取する可能性を紹介。堤氏の家庭ではサラダ油のほか、グレープシードオイルや米油など、用途に合わせて“5種類の油“を使い分けているそうで、これにより脂肪味の活性化が期待できるのだという。油を摂取しないと乾燥肌や肌荒れの可能性があり、堤氏は毎食の目安は大さじ1杯以内と推奨していた。

最後に堤氏はこれらのポイントを踏まえ、村上に晩御飯をふるまった。しょう油の代わりに昆布茶と昆布だしで味付けし米油で揚げた“唐揚げ”や、昆布とカツオの合わせだしで味付けした“白菜と卵の炒め物”などが登場したが、村上は「味がないんですよ」とコメント。全体的に薄味な料理の数々に、しきりに首をかしげていた。味覚に不安を抱える村上は、指導のもと、1週間の味覚改善に取り組むこととなった。

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写真提供:(C)日テレ

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