アニメ『転生したらスライムだった件』 ヒナタとルミナスの関係に「そういう過去があったとは」「3期で重要人物になるのかな」

2024.4.16 17:45

アニメ『転生したらスライムだった件』の第50話(第3期2話目)『聖人の思惑』が4月12日に放送された。

暗躍するユウキとラプラスらは仲間の魔王クレイマンを失い、悲しみに沈んでいた。自らの計略の変更も強いられたユウキは、リムルに仕返しをするべく新たな一手を案じる。一方、神聖法皇国ルベリオスの法皇・ルイもまた、ラプラスによって殺された双子の弟・ロイの死への対応を、聖騎士団長ヒナタと共に検討していた。そこに2人の主である魔王ルミナスが魔王達の宴(ワルプルギス)から帰還し、勢力を増すリムルへの対応を協議する。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆“中庸道化連”と“ルベリオス”の復しゅうが始まる!

第2期でリムルに討ち倒されたクレイマン。中庸道化連のメンバーや彼らを率いるユウキはその死をいたむ。そんな中、「忠告無視して弱いくせに調子に乗るからあいつは死んだんや」とクレイマンに対して悪態をつくラプラス。カッとなったフットマンがラプラスに殴りかかりケンカに発展しかけるが、ユウキに「一人で悪役になるなんて君らしくないぜ?」とたしなめられる。

そして、ユウキはクレイマンに預けていた拠点や軍勢、財産を失ったことに頭を悩ませる。計画の見直しを迫られたユウキは「今は我慢の時かな」と皆に言い聞かせるが、一方、「手は出さないけど、口は出してもいいだろ?」と一計を案じていることを伝える。

一方、神聖法皇国ルベリオスの聖騎士団長のヒナタが自らの生い立ちを回想していた。人間界からこの世界にやってきたヒナタは、より強くなれる場所を求め、ルベリオスの西方聖教会に入団。2年で聖騎士団長にまで上り詰めた。しかし、ここでヒナタは西方聖教会の実態を知ることになる。
ルベリオスを統治するルベリオス法皇の正体がルイというヴァンパイアであり、魔王ロイの双子の兄であること、そして、ヴァンパイアが自らを神と名乗って人間の血を吸って支配していたのだ。
そのことを知ったヒナタは、邪悪なヴァンパイアを倒すため、ルイとロイに戦いを挑み、なんとか倒すことに成功するが、ヒナタ自身も致命傷を負い、死線をさまようことになる。

◆ルミナスとヒナタの過去が明らかに

そこに、西方聖教会が信仰する唯一の神であるルミナスが現れる。ルミナスはヒナタが力づくで倒したルイとロイを生き返らせると、ヒナタにも「おごった考えを抱いたまま死ぬでない」と話す。ルミナスは「正義とはなんぞや?悪をくじくことか?」と問いかける。そして「全ての自由意志を満足させる正義などない。それを行えると考える方がごうまんであろうよ」と自論を述べる。その上でルミナスは1週間以内に“七曜の試練”を乗り越えた後、もう一度自分に戦いを挑むよう、ヒナタに告げる。

ヒナタは試練を乗り越え、ルミナスに挑んだが敗れ、ルミナスに服従することになったのだ。そして、ヒナタはルベリオスの支配体制にも言及する。ルベリオスはヴァンパイアと人間が暮らす国だが、ヴァンパイアたちは決して人間を食い殺しはせず、ヴァンパイアが大量の生気を吸い取ることはルミナスが固く禁じていた。こうしてルベリオスは安定した秩序と公平さを実現していたのだ。こうしたルミナスの正義を知ったヒナタは「ルミナス様をお守りしなければならない。この理想郷を守るために」とルミナスへの忠義を誓ったのだった。

そして、ルイとヒナタは魔王ロイが殺害されたとルミナスに告げる。ロイという魔王からルイが法皇として人間を守ることで信仰心を集めていたルベリオスにとっては痛手。ルミナスは「今は喪失を嘆いている時ではないな」と復活したヴェルドラと新たな魔王リムルへの対策を講じなければならないと語る。ヒナタは自分の手でヴェルドラを始末すると宣言するが、「わらわはそなたまで失いたくない。自重せよ」とたしなめられる。

ルミナスはリムルを放置するしかないと語り、「魔物は人類共通の敵」というルミナスの教義を破るリムルをとりあえずは見過ごすしかないとヒナタをさとしたのだった。ヒナタとルミナスの過去に「ヒナタにルミナスとそういう過去があったとはね…」「ルミナス様いいキャラしてるよな~」「3期ではルミナスが重要人物になるのかな」と、ヒナタとルミナスが絡む今後の展開に期待する声が上がっていた。

『転生したらスライムだった件 第3期』
第51話(第3期3話目)は4月19日(金)より、日本テレビ系列ほかにて放送予定。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会 

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