1尾3万円の値が付くことも!今が旬 脂が乗って旨味がたっぷりの『特選京鰆』の魅力に迫る

2024.4.13 19:00

お笑い芸人の友近が、4月13日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔と共に、京都府舞鶴市を訪れ、この時期、脂が乗って旨味がたっぷりの『特選京鰆(とくせんきょうさわら)』を味わいつくした。

漁港で待ち合わせした名人から本日の食材について、「最高級。京都で旬の魚。魚へんに“春”」と連続でヒントをもらうと宮川は「わかりました」とうなずき、友近と2人で「せーの」の掛け声で「サワラ」と解答、見事正解した。友近の声があまりにも小さかったことから宮川は「ちゃんと言えてました?」とツッコむと「(中森)明菜さん風に」と笑いを取る一幕も。

(左から)友近、宮川大輔

今回の極上食材は『特選京鰆』。鰆の中でも規格外の大きさで、たっぷりと脂が乗った身は中トロに匹敵すると言われるほど。そのおいしさは評判を呼び、市場では1尾3万円の値が付くことも。

開始早々、名人は「しけで(漁に)出られない」と波が高く、船を出すことができないと説明。すると、「楽しみにしていた」という宮川は「え~」とショックを隠し切れない様子。本来であれば、港から船で約30分の沖に出て鰆漁に同行するはずだった2人。しかし今回はあえなく断念した。

鰆はサバ科の回遊魚(かいゆうぎょ)で、5月頃に東シナ海でふ化し、エサを求めて日本海を北上しながら成長する。その間、長期間捕らわれずに、栄養を蓄え巨大化した鰆が『特選京鰆』となるという。名人は春になると産卵のためにやってくる鰆を定置網漁で一網打尽にしている。しかし、『特選京鰆』を名乗れるのはサイズ、脂乗りの厳しい条件を満たしたもののみ。1日に良くて数本、全くとれない時もあるという。

今回は漁に同行できなかったが、名人が「昨日、とれたものをキープしてあります」と、超貴重な『特選京鰆』を取り出すと、宮川は「うわ~思ってるより大きい!」と一般的な鰆の2倍近い大きさに驚いた様子。友近も「ほんと!デカい」と目を見張った。『特選京鰆』は、一般的な鰆の重さが約1.5㎏に対して、3㎏以上の特大サイズのみを選抜。さらに旨味のもとでもある脂の量は、一般的な鰆は約5%だが、『特選京鰆』の脂の乗りの条件は10%以上と設定。

早速、名人がとった鰆の重さを量ってみると「4.2㎏ありますね」と『特選京鰆』の条件を見事クリア。さらに、測定器を使って脂の量を確認すると「12%あります」とこちらも条件を上回った。脂が乗っておいしそうな『特選京鰆』を前に2人は「今から食べる?」と、早くもこの後登場する『特選京鰆』料理を待ちきれない様子だった。

写真提供:(C)日テレ

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