ラランド・サーヤ 「翻訳とか通訳がやりたかった」17歳で訪れたタイを再訪…自身の“煩悩”や“悩み事”を語る

2024.4.13 13:30

4月13日よる11時から放送の日本テレビ『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』のゲストは、お笑いコンビ・ラランド。10年前に大学のお笑いサークルでコンビを結成した2人は、母校・上智大学を訪れる。さらにサーヤは、学生時代に母と一緒に訪れたというタイ・バンコクを再訪問。テレビに出始めた頃の苦悩などを思い返すサーヤの素顔に迫る。

上智大学のお笑いサークルの部室へと向かった2人は「うちらが使ったやつじゃん!」と学生時代に使っていたコントの小道具を見つけ懐かしむ場面も。また、ラランドが通っていた頃、授業ではすでにSDGsやジェンダーなどが扱われており多様な考え方がそこで培われたことを回顧。大学卒業後、サーヤは得意とするアイデア勝負ができる進路を選択し、就職。芸人としてプラスになる情報を得ながら働くことについて「裏側と表面(おもてめん)どっちも経験して、無双してみたいなっていうのがあって」と当時の心境を明かした。一方で“相方との格差を埋めたい”と語るニシダは今回の放送に「本当は(自分は)いらなかった」と自虐ネタ交えつつスタッフの笑いを誘う一幕も。

その後、サーヤはタイ・バンコクへと向かった。最初に足を運んだのは縁あってラランドがイメージキャラクターを務めるタイの日本人向け賃貸不動産会社。ラランド初の海外仕事の機会に恵まれた理由は、その会社の方がYouTubeを通じてラランドを知っていたことが関係しており「最近、声かけてくれる方だいたいYouTubeなんですよね」とサーヤも影響の大きさを改めて実感した。

「元々翻訳とか通訳がやりたかったんですけど」と語るサーヤ。英語の勉強に励んでいたサーヤを思い、なんとか外国を経験させたいという母が連れていってくれたのがタイだったという。海外初経験の17歳の時に訪れた若者の集まる“サイアムスクエア”に到着すると、かつて足を運んだお店の看板を見かけ「懐かしい」とうれしそうに声をあげた。

次に、以前仕事関係者に連れてきてもらったタイ料理店へ。その落ち着く雰囲気に「なぜか地元の感じがする」と安心した表情のサーヤ。氷入りビールを片手に「隣にニシダがいると、まるでクズじゃないみたいに見られてますけど、結構やらかす時も多いので」と自分にもダメな部分があることをしみじみと打ち明ける。この流れでスタジオではサーヤが過去に犯してしまったお酒での失敗談を激白。

すっかり夜になり、若者でにぎわうバーへ向かうもエレベーターが開くと「あ、チャラい…」と慣れない空間を前につい笑いがこぼれる。地上158メートルから辺りを一望できる夜景を目にし、テンションも高まるが、さらに高いところを目指し上の階に上がると、あまりの高さにサーヤがひるむ光景も。

また、過去にも訪れたというバンコクを代表する寺院“ワット・ポー”に出向く。“108あるつぼの中に硬貨を入れると煩悩を消せる”といわれており、サーヤも実践。自身の“煩悩”や“悩み事”についてありのままに語った。

「ジャンルに制限がかかるのがめちゃくちゃ苦手」と語るサーヤ。子役から始まり学生時代に漫才をやり始め、現在ではバンド活動、ドラマ出演と活躍するジャンルは広範囲に及ぶ。そんなサーヤいわく、抱いた感情の中でオチがつくものはコントにし、オチがつかないむかついたことなどは歌にし、歌にもならないような、ささいな機微は芝居で使う、といった「使うとこ全部使ってやろう」という考えが根底にあるという。

コンプラや規制が厳しい日本と比べ、ルールに押し固められておらず自由な刺激に満ちたタイこそが、サーヤのアナザースカイ。

ラランドの魅力が詰まった『アナザースカイ』は、日本テレビ系にて今夜11時から放送。

写真提供:(C)日テレ

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