福山雅治　 2匹の保護猫との生活に関する“心のキレイな”エピソードを披露するもバカリズムには響かず

シンガーソングライターで俳優の福山雅治が4月5日深夜放送の『バズリズム02』に出演。2匹の愛猫との生活について語った。

この日の放送では、2015年の放送開始から10周年を迎えた当番組に合わせ、第2回放送から出演を続ける福山が、MCのバカリズムとともに過去10年を回顧。番組での思い出などを数多く語った。

その中で、バカリズムから「プライベートで変わったことはありますか？この10年で」と聞かれた福山は、7〜8年前からお世話をしているという2匹の保護猫について紹介。はじめに飼い始めた隻腕（せきわん）の『オレちゃん』について福山は、「猫って抱っこできるイメージだったんですよ。でもオレちゃんは全く抱っこさせてくれないんですよ」と語り、『オレちゃん』の社会性を懸念しもう1匹の保護猫『トラちゃん』を招き入れることにしたと経緯を明かした。

『トラちゃん』は「ものすごく抱っこさせてくれる抱っこ猫だった」そうで、今では『オレちゃん』も「ちょこっとだけ」抱っこさせてくれるようになり、福山は「変わっていくんです」と猫の変化に手応えを感じていた。現在、福山は猫をあしらったグッズを展開しており、売上利益は全て保護猫活動に寄付している。これらの取り組みに対して、今年2月には出身地の長崎県から感謝状が授与されたそうだ。

ここで福山は「僕の心のキレイなところもう1個言っていいですか？」と前置きし、猫の世話に関するエピソードを披露。『オレちゃん』は生まれつき片腕がないため、右目の目ヤニを自分で取ることができないのだそうで、福山が毎日目ヤニを取ってあげているのだとか。抱っこも嫌がっていた『オレちゃん』は目ヤニの掃除も嫌がっていたというが、福山の熱心な世話によって、今では自分から福山に寄ってくるようになっただけでなく、「左手あるから左目の目ヤニ取れるはずなのに、全く取らなくなりました」と、今では福山に両目の掃除を委ねるまでになったことが明かされた。

このエピソードについて「どうですか？キレイな」と自信をのぞかせた福山だったが、バカリズムは納得していない表情。その様子を福山に指摘されると、バカリズムは「キレイなんだけど、“今から心のキレイなところを話します”って言って期待したほどの大きいエピソードじゃなかった」と笑顔で理由を語り、スタジオの笑いを誘った。

写真提供：（C）日テレ