トマト界の常識を覆した!極甘で大玉のスーパーフルーツトマト『てるて姫』 こだわりの栽培法を公開

2024.4.6 19:00

お笑いコンビ、ザ・マミィの林田洋平と酒井貴士が6日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔と共に、茨城県桜川市を訪れ、甘くて大きいスーパーフルーツトマト『てるて姫』を収穫した。

(左から)林田洋平、酒井貴士、宮川大輔

名人は「ただのトマトではなくて」と前フリすると、今回の極上食材は『てるて姫』と発表。一般的なフルーツトマトのサイズは小ぶりがほとんどだが、名人は「大きくて甘い」フルーツトマトの開発に成功。その糖度は9度以上と一般的なトマトよりも甘さを誇る。さらに昨年、日本野菜ソムリエ協会の品評会で金賞を受賞するなど、そのおいしさは折り紙付き。

早速、名人のハウスに向かった一行。約1万本もの苗が植えられたハウスに入ると「ウソでしょ。広っ」とあまりの大きさに3人は絶句。赤く実ったトマトを前に宮川は「むちゃくちゃ大きい。想像と違いますよね。デカさが」とフルーツトマトとは思えないほどの大きさに驚いた様子。一般的なフルーツトマトの直径は約4㎝に対して『てるて姫』の直径は約7㎝以上。大きく育つ理由を名人は「品種が元々超大玉。しかも甘くなる素質を持った珍しいトマト」と明かすも「大きく甘く作るのが一番難しい」と説明。

それを可能にしたのは、独特の栽培法にあるという。名人は『長段採り』という、高い位置に実をつけている甘いトマトだけを収穫。さらに開花から収穫まで約100日間、時間をかけて育てることで「甘くて味が濃い」トマトになるという。すると林田は「手前側だけに、なってますよね」と片側だけにトマトが集中していることに気付くと、名人は「トマトの実が日に当たるように、全て東に向けてあります」と説明。そうすることで、効率的に光合成ができ、甘味が増すという。

しかし、どんなにこだわって栽培したとしても『てるて姫』として出荷できるのは全体の1割程度。その理由を名人は「平均糖度9度以上、大きさが直径7㎝以上。形も美しいものだけ」を選果機で測定し、全てクリアしたものだけを『てるて姫』として出荷していると話した。

早速、3人は『てるて姫』の収穫に挑戦。すると、名人から「スターマークというのが、甘いトマトの目印」とトマトのおしりについている白い線を探すようにとアドバイスが。林田はハサミで軸をカットすると「見てください。超スター」と満面の笑み。

果たして3人は『てるて姫』を見つけ出すことができたのか?収穫したトマトを選果機で判定してみることに。すると、名人は「これはミニトマトですね」と明らかに小さい酒井のトマトを目視で判定。続けて宮川のトマトは、サイズ、形ともに申し分ないが、選果機に流すとあっけなくB級品へとはじかれてしまった。最後に林田が収穫したトマトを選果機に流すと、見事『てるて姫』と判明。3人は手をたたき合って喜んだ。

そして、収穫したての『てるて姫』にかぶりついた宮川は「うわ~うまい」と叫ぶと「そりゃ、金賞とる。感動の味」と3人はこの後登場する『てるて姫』のフルコースに期待を膨らませた。

写真提供:(C)日テレ

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