今田美桜 『花咲舞が黙ってない』の撮影中の癒しとは? 「〇〇がすごく素敵」
2024.4.4 16:454月2日(火)に日本テレビ系、新土曜9時ドラマ『花咲舞が黙ってない』の制作発表会見が行われ、主演を務める今田美桜をはじめ、山本耕史、飯尾和樹(ずん)、要潤、菊地凛子、上川隆也が出席。会見では、スピード感あふれる現場の様子や前作へのリスペクトなどを和気あいあいとした雰囲気で語った。
今作は、銀行を舞台に不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品で、2014年と2015年に杏主演で放送し大ヒット。前回のドラマ放送後に出版された新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸潤・著)を原作にした新たな物語を、主人公・花咲舞役に今田美桜、舞のバディ・相馬健役に山本耕史という新たなキャストでドラマ化。
会見がスタートすると桜吹雪が舞い散る演出の中、出演者が登壇。お互いの髪や服に付いた桜の形に模した紙吹雪を払うなど仲の良さが伝わる場面も見られ、飯尾が「けっこう厚紙なんですね」と開始早々ツッコミ。司会から「良ければお持ち帰りください」と提案されると、スーツの内ポケットに入れ会場から笑いが起こる場面も。
冒頭のあいさつで今田は「舞に日々パワーをもらいながら向き合っている。素敵な皆様と一緒にドラマを作ることができてうれしいです」とコメント。花咲舞と相馬健の前に立ちはだかる強敵を演じる、頭脳明晰(めいせき)なスーパーエリート・昇仙峡玲子役を演じる菊地は「どうやったら隙の無い女性を演じられるのだろう?って日々考えながらやっている。自分自身そんな感じじゃないので…。歩き方、立ち居振る舞い、話し方、メイクしたり、衣装着たりして、なんとか昇仙峡玲子として立っております」と自身との違いに悩みながらも演じていることを明かした。「どういう風に舞の前に立ち塞がっていく…?塞がっていく?(笑)立ちはだかっていくのか自分自身も楽しみ。どうか応援してください」と役柄の凛としたイメージとは違ったかわいらしい一面を見せた。
クランクインから3週間以上経過しているということで現場の雰囲気について聞かれると、今田は「まだ3週間なんだってくらいのチーム感、団結感が出来上がっている。スピード感がすごい…巻いてます(笑)チーム力とみなさんの集中力が素晴らしくて、良い雰囲気で撮影させていただいています」とチームワークの高さをアピールした。
花咲舞の叔父・花咲健役を演じる上川は今田とのシーンについて「今田さんはレスポンスが良い。リハーサルで試みたことに呼応してくださる。それもテンポ良く進んでいる一因」と主演の今田の適応力に感心した様子だった。今田は、花咲健が店主の『酒肴処・花さき』での撮影シーンについて「『酒肴処・花さき』でのシーンは、銀行(のシーン)と違ってリラックスしている。上川さんの声がすごく素敵なので癒されながら撮影している」と撮影の中での癒しを明かした。また、「『酒肴処・花さき』で出てくる、ご飯がすごいおいしい!おいしくて夢にも出てきました!!!」とかわいらしいコメントをして会場は笑いに包まれた。
会見中盤では撮影と同様に巻いてしまい質問が足りなくなる事態が起こるも、飯尾が「目玉焼きには醤油(しょうゆ)派ですか?」と時間を稼ぐ場面も。結果は、醤油派【要、菊地、飯尾】、塩派【山本、上川】、塩胡椒(こしょう)派【今田】という結果になった。
会見終盤で、俳優の杏が主演を務めた前作からのプレッシャーを問われた今田は「10年前の杏さんと上川さんの作品は大好きで、拝見してました。今回改めて見返したら、学生の時に見た時と感覚が変わっていて、突き進んでいく舞の姿に改めて勇気をいただきました。プレッシャーが無かったかというと…あります。大好きな作品でもあるのでリスペクトを込めながら、新しいみなさんと新しい花咲舞を作っていけたらなと思います」と熱いコメント。
最後に「4月に入って新しい生活をスタートさせた方も多いんじゃないかと思うんですけど、そんな春にぴったりな爽快感あふれるドラマになっています。私も10年前のドラマを見て勇気をもらって、また明日から頑張ろうと思う気持ちにさせていただいていました。10年経ってみなさんの生活や働き方が変わってきた今だからこそ、届けられる『花咲舞が黙ってない』じゃないかなと思います。心強い皆様と奮闘する舞を、どうか最後まで見守っていただけたらとてもうれしいです」と力強くコメントした。
日本テレビ系新土曜ドラマ『花咲舞が黙ってない』は4月13日(土)よる9時から放送。
毎週土曜よる9時から放送
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