城島茂「今まで食べたとろろご飯で1番おいしいかも！」島でとれた材料で作る“究極の朝ごはん”

TOKIOの城島茂、Aぇ! groupの草間リチャード敬太が3月24日放送の『ザ！鉄腕！DASH!!』に出演。DASH島でとれた食材を使って、絶品の朝食メニューを完成させた。

DASH島で待っていたリチャードの元に城島が持ってきたのがすり鉢と丼鉢。いずれも島内での作業中に城島が拾ったもので、「大麦と米炊いて…とろろご飯！もうできたやん、セットが！」と拾った直後から城島はこのメニューを思い浮かべていた。DASH村から受け継いだ米と、DASH島で育てた大麦を混ぜて麦ご飯を作り、さらに島内で発見していた自然薯（じねんじょ）を掘り出して、麦とろろご飯を作るというプランにリチャードも「最高ですやん…！」と期待を膨らませていた。

早速2人は自然薯のつるに目印をつけていたポイントに移動。ほどなく目印は見つかったが、つるは枯れてしまいその場に残っていなかった。仕方なく2人は目印のあった場所付近を鍬（くわ）で掘り起こすことに。そっと鍬を入れようとするリチャードに「もっともっともっと！これ位いかんと終わらんよ！」と力強く鍬を入れるよう促す城島。促されるままに力強く鍬を振るリチャードだったが、次の瞬間、地面の方から「ブチッ」という嫌な音が聞こえる。

鍬を入れた部分には折れた自然薯の切れ端が転がっていた。市場に流通するとき、折れたり傷がついたりしていると一気に価値が下がってしまう自然薯だけに、折れた自然薯を見た城島は思わず「あー！！」と落胆の声をあげた。やむなく残った部分を手で掘り起こす2人。さぞ大きな部分が残っているものと思いきや、出てきたのは想像していたよりもずいぶん小さな自然薯の残りだった。

ともあれ、自然薯を掘り起こした2人は「おかず欲しいね！」ということで、麦とろろご飯にそえるおかずを調達すべく海へと向かった。狙うは“根魚界のアイドル”といわれている高級魚のカサゴ。2人はカサゴが暮らすという岩陰のすみかに釣り糸を垂らし、仕掛けにかかるのを待つ「穴釣り」を行なったものの、釣れたのはムラソイやベラなどのカサゴではない魚で、しかもいずれも食べるには小さすぎるサイズだった。結局1時間半カサゴを狙ったものの釣りあげることはできず、おかずの調達は断念することに。

舟屋に戻った2人はいよいよ調理開始。まず食感をよくするため、あらかじめ蒸した大麦を平らに潰し“押し麦”と呼ばれる状態にし、これを米と混ぜて炊きあげる。続いて自然薯はすり鉢を使ってゴリゴリとすりおろす。これにみそ汁作りでも使ったカメノテでとったダシと、手作りのみそを投入して『DASH島産 とろろ汁』の完成。炊きあがった麦ご飯にとろろ汁を流し、島の食材を使って作る『究極の朝ご飯　麦とろろご飯×カメノテみそ汁』が完成した。

勢いよくかきこんだリチャードは大きく目を見開いて「うまっ！」とそのおいしさに驚く。城島も「今まで食べたとろろご飯で一番おいしいかも！」と語るとリチャードは「て言うか、島でこんなちゃんとしたご飯食べたの初めてかも」とこれまでの食歴を振り返りつつ、おいしさをかみしめていた。

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写真提供：（C）日テレ