エゾリスの手足ピーンの大ジャンプ撮影に成功！追っかけ歴は28年 奇跡の1枚に涙

3月16日に放送された『嗚呼!!みんなの動物園2時間SP』で写真家の久保田亜矢さんが『空飛ぶエゾリスの大ジャンプ』の瞬間を見事に撮影することに成功した。

エゾリスは北海道にのみに生息するリスの仲間。自然写真家の久保田亜矢さんは、エゾリスに一目ぼれをして北海道に移住。エゾリスの追っかけ歴は28年だという。

そんな久保田さんがどうしてもカメラに収めたいのがエゾリスの大ジャンプ。

エゾリスが木から木に飛ぶときに下から見える姿を撮影したいのだという。お腹の白い毛のが見えつつも、手足がピーンと伸びるのはジャンプの瞬間だけ。しかしその滞空時間については「1秒とか…ぴょんで終わりですね」と苦笑い。狙うはたった1秒のジャンプショット。

冬のエゾリスの活動時間は１日わずか３時間。そのわずかな時間を狙ってジャンプショットの撮影に挑む。撮影開始から8日目。木と木の間隔が広いエリアに移動することに。久保田さんが「今日条件いいな。風もないし、晴れているのでリス見つけやすいですよね」と話していると早速「あ、来た！２匹います！」とエゾリスを発見。２匹のエゾリスは木の周りを追いかけっこしており、その姿はまるで“リスのメリーゴーラウンド”のようだった。

その2匹のエゾリスが木の上に行くと「飛ぶかも！飛ぶかも！」と久保田さん。様子を見ていると「あ！飛んだ！めっちゃ飛んだ！」次々と木と木の間を飛ぶエゾリスの姿に、お笑い芸人のサンシャイン池崎も「こんなにリスって飛べるんですね」と驚きを隠せない様子。

エゾリスが“ジャンプラッシュ”をする中、久保田さんは渾身（こんしん）の1枚となる撮影に成功。

手足がピーンと伸び、背景には何も邪魔するものがない完璧なジャンプ写真に「はあ〜」とうれし涙をこぼし喜んだ。

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写真提供：（C）日テレ