中村倫也 『FF7リバース』先行プレイ エアリスの“あのシーン”に思わず「変われ! ……えっ??」
2024.2.27 17:35全世界で累計1億8,500万本以上の出荷・ダウンロード販売を誇る『ファイナルファンタジー』シリーズの最新作『FINAL FANTASY Ⅶ REBIRTH』が2月29日(木)、いよいよ発売となる。これに先駆けてYouTubeスクウェア・エニックス公式チャンネルでは、かねてよりシリーズファンを公言してきた俳優・中村倫也が発売前の本作をプレイする特別動画が公開(2月26日あさ4時〜)。約8分にわたる映像の中では“ティファのタンス”や“デートイベント”など原作ファンから人気の高いシーンがセレクトされているほか、ハッキリとは映されないが本作ヒロインの一人・エアリスに関わる“あのシーン”にも直面しているようで、中村は思わず息をのんでいた。
◆“ティファ推し”の中村はタンスを…?
本作は1997年に発売されたPS用ソフト『FINAL FANTASY Ⅶ』のリメイク作品。膨大なゲームボリュームから三部作にわたり発売が予定されており、本作はその第二作目。前作のラストで「魔晄都市ミッドガル」を脱出した主人公クラウドたちが「忘らるる都」へとたどり着くまでの道のりが描かれる。
公開された特別動画では、中村が「ついにこの時が…」とコントローラーを手にしてプレイスタート。自然豊かな「グラスランドエリア」を自由に歩き回りながら、まずは操作感を確かめていた。広大なフィールドは高低差がありながらも移動はスムーズ。岩の段差や街の囲いなどは軽々と飛び越えるほか、川を泳ぐこともできる。「自由度、高っ!」とたびたび笑顔をこぼしながら“探索”をしていた中村は、ふと「こんなことばっかしてるから時間かかるんだよなぁ」と我に返っていた。
中村は次に、劇中の回想シーンで訪れるクラウドの故郷「ニブルヘイム」へ。原作をプレイ済みの中村は「こんなに人いっぱいいたんだ、ニブルヘイムって」と、その“リメイクぶり”に思わず声を漏らす。ここではクラウドの幼なじみであるティファの家を訪れることができ、さらには彼女の部屋のタンスを黙って開けてしまうことも可能なのだが、それはプレイヤーの選択次第。“ティファ推し”という中村は少し迷ったあとで、「…これは開けなきゃいけないんですよ」と照れ臭そうに笑ってタンスを開ける。選択後はパーティーメンバーの“女性陣”から「最低!」と怒られてしまうが、中村は「ごめんなさーい」と謝りながらも少し楽し気だった。
◆“あのシーン”の先に見たものは…?
FF7のリメイク作品ではゲームシステム全体的な進化はもちろん、その“ストーリー”自体にも細かな変化が見られるのが特徴。特に“再生(REBIRTH)”という意味が冠された本作では、様々な重要場面で原作とは違った展開が訪れるのではと期待されている。中でも本作終盤に描かれるであろう“あるシーン”は、その筆頭。物語を序盤から支え続ける本作ヒロインの一人・エアリスに関連しているためだ。
そんなある意味で“問題のシーン”にさしかかった中村は、「これは元を知っている人からすると、“祭壇”に近づく一歩一歩が重いですなぁ…」と緊張の面持ちでコントローラーを握る。やがて祈りを捧げるように立つエアリスの前に“黒い羽”がひらひらと現れると、「知ってるよ、この光景…」と思わず目をそばめた。
そこからはゲーム映像が映される代わりに、中村のリアクションだけが続く。「変われ!」「……えっ??」「…“リバース”してるね、今!」。画面を見つめる瞳を忙しなく動かしながら、中村は時に困惑し、時に声を張り上げた。全てをプレイし終え、“ふうぅ…”と長い息を吐いた中村は、少しほほ笑んで「…うん」と妙に納得した表情を見せたのだった。