二階堂ふみ「びっくりするような経験の毎日」“ハリウッド流”撮影現場に驚き…『SHOGUN 将軍』ジャパンプレミア
2024.2.21 17:25俳優の二階堂ふみが、2月19日に開催されたドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』のジャパンプレミア試写会に登壇。主演を務める真田広之をはじめ、コズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡德馬らも出席。作品への思いや裏話を明かした。
本作は、戦国の日本を描いた小説“SHOGUN”を、『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたマークスらが新たに映像化。徳川家康ら歴史上の⼈物にインスパイアされた『関ヶ原の戦い』前夜を描く戦国スペクタクルドラマ。1600年代の“天下分け目の戦い”前夜の日本を舞台に、真田が演じる戦国最強の武将・吉井虎永、漂着したイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(ジャーヴィス)、ブラックソーンの通訳を務めるキリシタン・戸田鞠子(サワイ)らが直面する陰謀と策略がダイナミックに描かれる。
この日着物姿で登場した、本作がハリウッド作品デビューの二階堂ふみは、虎永(真田広之)に終止符を打つためなら手段を選ばない、亡き太閤(たいこう)との子を守る母・落葉の方を演じる。
二階堂は「この作品はオーディションで参加が決まったんですけど」と明かし、「素晴らしいスタッフ、キャストの中でいろんな経験をさせていただきました。真田さんが積み上げてきたものがこの作品に詰まっているんだなと、現場でも、完成した作品からも感じました」と本作に出演した経緯と思いを語った。
◆アンナ・サワイ「家に帰ったら歯が…」
“謀反人の娘”の宿命を背負う語学に堪能なキリシタン・戸田鞠子を演じる俳優のアンナ・サワイ。思い出に残るシーンについて「鞠子のある決断で、分岐点になるシーンがあります。撮影時は半分“鞠子”だったので、本気でやりすぎて途中でなぎなたが半分に折れてしまったり…家に帰ったら歯がちょっとかけてたみたいな(笑)」と衝撃の裏話を明かし、会場はどよめきと笑いに包まれた。
◆二階堂ふみ「スタッフの方が私の顔を見るたびに…」
二階堂は「びっくりするような経験の毎日で。作品を作るプロセスも違いましたし、本当にぜいたくな時間を過ごさせていただいて。最初にセットを見学させていただいた時は、こんなに大きい照明が世の中に存在するのかって思うくらい(笑)」と撮影現場に入った日のことを振り返った。
さらに、「撮影するシーンも長かったり、着物やヘアセットなど時間もかかる撮影でしたが、その間に常においしいおいしいドーナツとコーヒーがいただける…もうカフェカーが私にとっては本当に憩いの場になって。いつの間にか、スタッフの方が私の顔を見るたびに“ドーナツ?”って言ってくれるようになって(笑)」と現場でドーナツをよく食べていたエピソードを明かすと、会場は笑いに包まれた。
『SHOGUN 将軍』
ディズニープラス「スター」で2月27日(火)より独占配信
全10話 ※最終話は4月23日(火)配信予定
■出演:真田広之/コズモ・ジャーヴィス/アンナ・サワイ/浅野忠信/平岳⼤/西岡德馬/二階堂ふみ ほか