職場まで片道2時間半!それでも住みたくなる瀬戸内海の絶景を望む別荘のような物件にたんぽぽ川村も感動!
2024.2.4 12:30お笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコが2月3日放送の『300万円で始める島暮らし』に出演。瀬戸内海に浮かぶ岡山県・鴻島(こうじま)に暮らす人々を取材した。
鴻島に向かう船の上から、多くの家を発見する川村。周りの他の島にはほとんど見えない家が、わずか2平方キロほどの小さな鴻島にはたくさん立ち並んでいたのだ。島に到着した川村が今回お世話になる移住者の中島康徳さんに伺ったところ、船から見えた家のほとんどが“別荘”だという。
早速中島さんのお宅にお邪魔する川村。リビングのバルコニーから見えるのは鴻島の山々と、その奥に広がる美しい瀬戸内海。あまりの美しさに川村も思わず「これ、自宅からの景色?」と漏らすほど。家の中で川村が見つけたのは、最近ではなかなか目にすることの少なくなったトランシーバー。携帯電話の電波状況が良くないことも鴻島には多いため、奥様との連絡を取る際にしばしばトランシーバーを使っているのだという。
兵庫県から移住してきたという中島さんは現在も神戸市内の会社に勤務しているため、通勤には片道2時間半かかってしまう。さらに島には店や自動販売機がなく、街に出るための定期船も1日にわずか5便となかなか不便な場所ではあるが、秘密基地のような家に憧れを抱き、海に近い家を探していた中島さんは鴻島でこの家に出会うと“一目ぼれ”。移住を決めたという。
不便な環境ではありながら、美しい海や山を見渡せる絶景が楽しめるこの家、中島さんは土地代、DIY代込みでなんと200万円という安さで購入。さらに移住後に知り合った島の人からもう一軒、別荘を100万円で譲り受けていた。この別荘からの眺めもまさに絶景。遮るものが何もない状態で瀬戸内海の島々を見渡せるとあって、奥様が一目ぼれしてしまったのだとか。
その後、すぐ近くの海で獲れた新鮮なカキを漁師さんから購入し、他の移住者仲間と共にカキ料理をふるまってもらうことに。京都から移住してきたという女性は「音のない生活がこんなに快適だとは思わなかった」と鴻島の良さを語る。中島さんも「僕にとってこの島は、普段の仕事や人間関係のストレスからすべて解放してくれる居心地のいい島」と語り、奥様も「自然に囲まれて、たぬきとかシカがひょっこり現れて癒される、大好きな島です」と、不便さをも上回る鴻島の魅力を伝えてくれた。
スタジオでVTRを見ていたモデルでタレントの藤田ニコルは「オフになれるっていいですよね」と鴻島の魅力に共感。「家帰っても仕事脳で…オン残りながら寝てますよね」と現状と比較し、島暮らしに憧れを抱いていた。