「人生に色がついた感じ」を体感できる隠岐の島での移住生活に藤田ニコルも「いつか家族を持ったら…」と憧れ

2024.2.4 11:00

お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久が2月3日放送の『300万円で始める島暮らし』に出演。ユネスコから「世界ジオパーク」に認定されている島根県の隠岐(おき)諸島に移住してきた人を訪ね、その快適な暮らしぶりに驚いていた。

隠岐にやってきた太田は眼前に広がる田園風景に「島の暮らしってどんなんだろう?って思い浮かべた時に最初に出てくる風景。めちゃくちゃのどか!」と早くも圧倒されていた。

5年前に隠岐に移住してきたという和田達也さんご一家と出会い、早速ご自宅を拝見。築約30年の平屋の一軒家であるこの家に足を踏み入れた太田は「めっちゃきれいですね!」と古民家らしからぬきれいな作りに驚く。しかもこの家はリノベーションなどをほとんどしていないという。

広々とした8畳のリビングの隣には、さらに広い14畳の大広間。やんちゃ盛りの子どもたちがはしゃぎまわっても全く気にならない様子に太田も「のびのび暮らすという意味では最高の環境じゃないですか!」と絶賛していた。

いつか離島で暮らしたいと思いつつ転勤族をしていた和田さん。そのため奥様にはあまり友達もできず、子どもたちも待機児童になっていたという。そこで島に移住したかったことを思い出して打診してみたところ奥様も快諾。地域おこし協力隊として3年間働いた後、2年前にこの家を購入したのだという。

和田さんは隠岐の島のいいところとして、地域の人々の人情深さを挙げる。奥様も「(子どもたちを地域の大人が)みんなで見守っている感じなので。どこどこのおばちゃんとかおっつぁんとか」と語ると太田も「古き良き文化がいまだにある」と感心していた。

そんな和田さんが島暮らしで不便に感じるポイントが買い物。車で30分かけて港まで移動しないと買い物ができないという。ちなみに島外から島に戻った時のお土産で1番人気なのは、島にはないファストフードなのだとか。

和田さんのご自宅は土地と家の購入費で300万、トイレや洗面台のリフォーム費用は補助金が出たためわずか20万円ほどという都会では信じられない安さ。しかも和田さんはさらにもう1軒古民家を購入していた。50万円の家を450万円かけてリフォームし、200万円の補助金が下り、およそ300万円となった2軒目の家は観光客向けのゲストハウスにしているという。

「人生に色がついた感じがしてすごい楽しい」と語る奥様に和田さんも「(お世話になっている島の人に)恩返しができればいいなと思う」と、隠岐の島暮らしの良さを語る。その様子をスタジオで見ていたモデルでタレントの藤田ニコルは「私もいつか家族を持ったら、子どもたちがいたらああいう環境が1番のびのび育って…」と島暮らしの良さを感じていた。最近結婚したばかりのアンガールズ・田中卓志も「結婚したらあんな風に思うね。(子どもに)魚獲ったり虫追いかけたりしてほしいな」と島暮らしに思いを馳せる。アンガールズ・山根良顕も「人の幸せって気持ちよく暮らすとか、そういうことなのかなって島の暮らし見ると思っちゃうね」と改めて幸せの意味を再確認していた。

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