『ハリー・ポッターと秘密の部屋』ダニエル・ラドクリフが本気でビビった“リアル過ぎる”魔法生物とは?

2024.1.19 06:00

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

4週連続魔法ワールドの第2夜となる1月19日は、“ハリー・ポッター”シリーズの2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を放送。ホグワーツ魔法魔術学校の2年生となったハリーと仲間たちが、今回は学校のどこかにあるといわれる“秘密の部屋”の謎に挑む!

今回の作品で“未知だけどありうる世界”を観客に見せようと考えていたというクリス・コロンバス監督。視覚効果担当のスタッフは、ファンタジックなクリーチャー(生物)たちを登場させ、監督の求めていた“リアルな視覚効果”というものを完璧に表現した。

クリーチャーの中でも実現が最も難しかったというのが、人間の言葉をしゃべる巨大グモの“アラゴグ”。「歩いてしゃべる9本足のクモで、1本の脚は約5.5mで…」そんな注文をもらったと話すのは、クリーチャー特殊効果担当監修のスタッフ。15人以上の操演技師が1本ずつ足を動かし、全体の動きはアクアトロニクス(圧搾空気ピストン)とビデオモニター付きのコンピュータをあれこれ駆使して操作。

全身を覆う被毛はココナッツの植物繊維やほうきの穂などの素材で、特殊な針によって1本ずつ植え付けられている。

主演のダニエル・ラドクリフはクモの棲(す)み家のシーンを初めて撮影した時のことを、公開当時にこのように語っていた。「僕とルパートが岩棚の先まで行くと、4トンの巨大グモが突然現れたんだ。あんまり本物そっくりだったから、2人とも本気でビビッちゃった!」

そんな魔法ワールドの実現はもちろんのこと、本作ではアクションもアドベンチャーも前作からさらにグレードアップ。さらに友情、英知、自分探し…深いテーマも盛り込まれた『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を、この機会にじっくりと楽しんでみては。

【ストーリー】
夏休みのある日、ダドリー家で過ごしていたハリーの前に“屋敷しもべ妖精”のドビーが現れる。ドビーはホグワーツ魔法魔術学校に帰ってはいけないと忠告するが、ハリーはドビーが親友からの手紙を隠していたと知って激怒!ドビーの忠告を無視して、空飛ぶ車で迎えに来た親友のロンたちと共に残りの夏休みを過ごすことに。

新学期になり、ハリーがホグワーツに向かおうとすると、何故かホグワーツ行きの電車が発着するホームに入れなくなってしまう。仕方なくロンと一緒に空飛ぶ車で学校に向かうことにするが、着地に失敗して学校に古くから植えられていた“暴れ柳”の中へ落ちてしまう!

さらに、飛んでいるところをマグル(=人間)に目撃されていて、スネイプ先生は2人に退学を命じる。ダンブルドア校長のお陰でなんとか学校には残れることになったが、2年生としての生活は波乱だらけのスタートとなった。

そんなある日、学校の壁に「秘密の部屋は開かれた…」という謎のメッセージが出現した。同時にマグル出身の生徒が石にされる事件が次々に発生し…。犯人ではないかとウワサされるようになったのは、なんとハリー!

秘密の部屋はヘビ語を操る者でないと開くことができないため、ヘビ語を話せるハリーが疑われたのだ。親友のハーマイオニーは、ハリーの無実を証明しようとするが…。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002米・英)
原作:J・K・ローリング
監督・製作総指揮:クリス・コロンバス
脚本:スティーブ・クローブス
編集:ピーター・ホネス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ロジャー・プラット
美術:スチュアート・クレイグ
衣装:リンディー・ヘミング
視覚効果監修:ジム・ミッチェル ニック・デイビス
特殊効果監修:ジョン・リチャードソン
クリーチャー特殊効果監修:ニック・ダドマン

出演()内は日本語吹替
ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)
ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント(常盤祐貴)
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン(須藤祐実)
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン(三枝享祐)
ジニー・ウィーズリー:ボニー・ライト(高野朱華)
ダドリー・ダーズリー:ハリー・メリング(忍足航己)
ミスター・アーガス・フィルチ:デイビッド・ブラッドリー(青野武)
ギルデロイ・ロックハート:ケネス・ブラナー(内田直哉)
ほとんど首なしニック:ジョン・クリーズ(たかお鷹)
ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン(斎藤志郎)
フリットウィック先生:ウォーウィック・デイビス
バーノン・ダーズリー:リチャード・グリフィス(楠見尚己)
コーネリウス・ファッジ:ロバート・ハーディー(篠原大作)
ダンブルドア校長:リチャード・ハリス(永井一郎)
嘆きのマートル:シャーリー・ヘンダーソン(坂本千夏)
ルシウス・マルフォイ:ジェイソン・アイザックス(諸角憲一)
マダム・ポンフリー:ジェマ・ジョーンズ(麻生美代子)
スプラウト先生:ミリアム・マーゴーリズ(山本与志恵)
マダム・ピンス:サリー・モーティモア
セブルス・スネイプ先生:アラン・リックマン(土師孝也)
ペチュニア・ダーズリー:フィオナ・ショー(さとうあい)
ミネルバ・マクゴナガル先生:マギー・スミス(谷育子)
ミセス・モリー・ウィーズリー:ジュリー・ウォルターズ(一龍斎貞友)
ミスター・アーサー・ウィーズリー:マーク・ウィリアムズ(梅津秀行)

写真提供:(C)日テレ

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