明石家さんま「小学校4年生で勝った時に寂しかってん…」父親と競い合ったホロ苦い思い出を所ジョージに明かす

所ジョージがMCを務める2日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて！新春特大SP』に、明石家さんまが登場。今年も『日本列島　ダーツの旅　村人グランプリ2023』が発表され、その選考中にさんまが幼少期の思い出を振り返った。

2023年に放送されたダーツの旅の中から“最強おもしろ村人候補”が紹介され、徳島県美波町日和佐で出会った村人が画面に映し出されると、その仙人のような見た目と、第一声の「（こんに）ちは〜、えろうて一服じゃ」を聞いて、さんまは「もう優勝やな！」と大爆笑。

朝9時に出会ったにもかかわらず、川沿いでお酒を飲みながら、所のことを「あれは最高の人ですね」と絶賛したおじいさんに、立派なヒゲを携えた理由を尋ねると、ヒゲをそるためにカミソリを買い換え続けなければいけないことを懸念し、「生えたまんまが一番」と心に決めたことを告白。さらに「墓に入るまでが勝負ですから、生きざまの勝負じゃ」と人生を説く姿に心を動かされ、西日本ブロックの代表に決定した。

そして選考中、長崎県岐宿町で出会った柔道に打ち込む中学2年生の男子と父親のVTRに触れた所とさんま。同じく柔道をしている父に対し、息子が「お父さんを倒したい」と目標を明かすと、父は「全然相手になりませんね、まだまだだと思います」とサラッとかわし、腕相撲でも父が圧勝したシーンを思い返し、所が「親子の愛だよね。“親父を倒すまで”っていう。お父さんも負けるわけにいかないよね」とコメント。

するとさんまは、「でも、いつかは敗れる日がくる」と話し始め、父親と100m走でよく競い合い、“ずっと勝てない”の繰り返しだった当時を振り返り、「小学校4年生で勝った時に、寂しかってん」と胸の内を告白。「“わーやったー”って言いたかったのに、言えなかった。“あぁ、勝ってしまった”っていう、逆に寂しさだけが残ったという話」と、複雑な心境を思い返し、締めくくった。

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写真提供：（C）日テレ