『はじめてのおつかい』雪道で寝てしまった3歳の弟を優しく起こす4歳の姉…アンガールズ山根も涙
2024.1.4 11:454歳と3歳の姉弟が、1月3日放送の『はじめてのおつかい 新春小さな大冒険3時間スペシャル!』に出演。8歳の娘の父でもあるお笑いコンビ・アンガールズの山根良顕も思わず涙を見せた。
雪が降り積もる秋田県・田沢湖でおつかいに挑戦したのは、はっきりした性格の姉・かん菜ちゃん(4歳)とのんびり屋の弟・陽生くん(3歳)。国際大会クラスで優勝するほどのスキーの腕前で、現在はスキー場でインストラクターとして働くかん菜ちゃんの自慢のお父さんに、姉弟2人で仕事道具を届ける。
厳しいお父さんに育てられたという2人は、「いってきます」と元気に家を出発し、雪道の中歩いて1km先のバス停へ。道中、お父さんが使うリップクリームと使い捨てカイロを購入するためスーパーに立ち寄ると、陽生くんは「クリーム…」とアイスのコーナーへ。かん菜ちゃんが「これじゃないよ!アイスクリームでしょ」と思わず声を掛けると、そのかわいい勘違いがスタジオの笑いを誘った。
店員さんの力借りて無事買い物を終え、バスの出発に間に合わせるため、先を急ぐかん菜ちゃんが「ようせい!」と振り返ると、突然姿が見えなくなった陽生くん。来た道を戻ると、雪の上に座り込み寝てしまった陽生くんを発見。優しく起こし、「ようせいおきた!よかった!」と笑顔を見せたかん菜ちゃんだったが、移動のバス車中で寝入ってしまったり、たくさんの荷物を持って転んでしまい陽生くんに助けを求めると「なにやってるの!」と厳しく声を掛けられ、「ごめん、ころんじゃって」と思わず謝るシーンも。
ハプニングに見舞われながらも、姉らしく、マイペースな陽生くんを引き連れお父さんが働くスキー場に到着。リフトに乗って山頂に登り、厳しく指導する仕事中のお父さんのもとに向かって駆け出すと、その姿を見つけたお父さんは「あっ、来たんでね?わー来た」と仕事中には見せない笑顔で、「えらいぞ2人とも、頑張ったね」と声を掛け頭をなでると、誇らしげな2人。「かんな、いそいできた。パパにあいたくてあいたくて」と思いを伝えたかん菜ちゃんは、無事、お父さんに仕事道具を手渡し、家を出てから3時間40分で、“はじめてのおつかい”が終了した。
その様子を見守った、8歳の娘の父でもある山根は、途中思わず目頭を押さえ涙するシーンも。そしてVTRを見終えて「あんな厳しいお父さんが、僕も今お父さんになって娘いるから、厳しいところからの、(子どもたちが)来てくれた時の(お父さんの)優しい声でちょっとヤバかったですね」と、思いを明かすと、相方の田中卓志が「泣いてたもんね」と一言。たっぷりと間をとって「泣きましたね」と答え、感慨深い様子の山根に対し、田中が「大丈夫か?キスしてやろうか」と声を掛けると、山根も「してもらおうかな」と顔を寄せ、スタジオは大きな笑いに包まれた。