AI　娘が面接でボブ・マーリーを歌い出して冷や汗…初めて体験した“受験生の親”の大変さ

シンガーソングライターのAIが食品メーカーのキャンペーンPRイベントに登場。受験生たちに新曲『ワレバ』を初披露し、曲に込めた思いや受験エピソードを語り、自身の子への思いも明かした。

真っ赤な着物をモチーフにした衣装で登壇したAIは、約40人の受験生の前で代表曲の『ハピネス』を披露すると、会場の盛り上がりに「最高のお客さん！マジで！今日は来てくれてありがとう！」とメッセージを送った。続けて受験生を応援するために書き下ろした新曲の『ワレバ』を熱唱。“ワレバ”＝Whatever。この曲に込めた思いについて、「“何でもいい”っていう意味がありますけど、ここまで私たちが大きくなったっていうことは、絶対誰かに手伝ってもらってここまで来れたと思うんです。私も2人子どもがいるけど、あの人たちほっといたら絶対に育たないって思って。自分も小さい時に“別に1人でもいい”って思ってたんだけど、子どもができてから考えが全く変わって」と家族の大切さを語り、続けて「自分が何かやるときって必ず誰かがいるんだよね。その相手が、お互いが必要だと思うんですよ。だからそういうところを曲で言いたいなと思って」と、受験生に熱い思いを投げかけた。

AI自身の受験エピソードを聞かれると、「まさしく自分の子どもが、受験というか学校に入るためにやらないといけないことがいっぱいあって、こんなに親も大変なのかって」と第1子が小学校に上がる時のことであろうエピソードを思い出したようで、「服装も紺を着た方がいいよとか、どういう風にふるまえばいいのかもわからないし、初めての経験で。先生と面接もあって、うちの娘が歌が好きだとか言って、“どんな歌が好きなの？”って言ったら、いきなり歌ったのがボブ・マーリーの『バッファロー・ソルジャー』っていう曲を歌い出して、汗出ましたけど…。無事に（学校に）行けたんですけどね。泣きましたよね、うれしくて」と、娘が先生の前でレゲエの先駆者で知られるボブ・マーリーの曲を口ずさんだ日のことを懐かしそうに話していた。

イベント後のインタビューでは、“応援”に関する今年のエピソードを聞かれ、「常に自分の子どもは応援してるんですけど、運動会とかね、応援しすぎてこれを毎日やったら声枯れるなと思って。（子どもは）こうやっていろんな経験してちょっとずつ大きくなっていくんだなって」と、2児の母としての思いをしみじみ語った。

ネスレ日本 新CM『キットカット 受験生応援メッセージ』篇は現在放映中。