『DASH島』漂着した6粒の種を育てたら見事な”ひまわり”に! しかし来年に向けて種を採ろうとしたら…

2023.12.4 07:30

TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏、SixTONESの森本慎太郎、Aぇ! groupの草間リチャード敬太が、3日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。昨年DASH島に流れ着いたひまわりの種を一から育て、未来へつながる種を得た。

2022年11月、DASH島付近の海でスタッフが謎の風船を見つけ、そこにはメッセージ付きのひまわりの種が6つ入っていた。これを調べたところ、福岡県京都郡苅田町にある苅田町立与原小学校から飛んできたということが判明した。花を協力して育てることで思いやりの心を育み、採れた種を紙風船で空へ飛ばして輪を広げていくという『人権の花運動』の一環で、たまたまDASH島に流れ着いたのだという。

そして今年6月、ついにひまわりの栽培がスタート。まずは城島とリチャードがどこに植えるかについて話し合った。ひまわりを育てるには、日当たり・水はけの良さが絶対条件となり、松岡が提案したという海の近くの旗の下に栽培場所が決まった。しかし城島が、地面が石のみである様子をみて「ひまわりはこの状況じゃ育たんから」と、花壇作りから始めることに。

するとリチャード、「島に生えるひまわり、“島わり”」と口にし、今回のひまわり栽培のコンセプトを“Lovely & Peace〜島わりの奇跡〜”と決定。そのイメージに合わせ、ハート型の土台を作成し、そこに漁業用の網を引いた上に腐葉土を流し込んで、土の流出を防ぎ適度な水はけを促進する花壇を完成させた。

そして完成した花壇に種を植えようとした2人だが、「島わりの種が…1つふわっとどこかに」とリチャードが種を1つ飛ばしてしまうハプニングが発生。城島も「子どもたちの思いが」と焦る様子を見せたが、なんとか発見し、無事に土台が完成した。リチャードは「ひまわりが出てきて花を咲かせて、このハートの中に“島わり”が生えてる。それを誰かが上から見ることによって初めて完成する」と、今回のコンセプトにかける思いを語った。

種まきから1ヶ月後、ひまわりの様子を確認しにきた城島と森本。「生えてる生えてる!」「結構すくすく育ってる」と好感触で、色濃い葉っぱが姿を表していた。が、「食われてるね」と虫くいにあっている様子を目撃。観察カメラを見ると、その犯人は海沿いに広く分布するフナムシであったことが判明。すると城島、すかさず3年前にリゾラバで使用し保管していた“らっきょうの酢漬け”を持ち出し、対策を講じた。

そして今年の8月、過去最高猛暑に襲われながらも「花咲いてるね」「すごいね生きてたんだね」とDASH島のメンバーはしっかりと花が咲いていることを確認。10ヶ月前、偶然届いたひまわりの種は、ついに花開いたのであった。

しかし今年9月、無人島にとって貴重な種を残してくれるはずと期待し、枯れたひまわりから採れる種を確認しにきたメンバー(城島・森本・リチャード)はある異変に気づく。「なんかイメージとちょっと違うね」「僕らが知ってるひまわりの種って中に詰まってて」と言う城島のとおり、DASH島で咲いたひまわりの種はとても薄く、いくつか割ってみると種の中に何も入っていなかったのだ。本来ひまわりの種は外側の固い殻が内側の種子を守る構造だが、過去最高記録の猛暑によって花粉が暑さで死滅。受粉することができず、未熟な種になってしまった可能性があるという。

成熟した種が残っているか、1つ1つ取り外して種の中身を確認する3人。「これじゃ発芽しないですよね」「無理やね、種がないから」と絶望的であったが、「あっ!種あった!」とリチャードが成熟した種をようやく発見。その後、風を使ってもみ殻などを選別する『風選』という方法を使い、5,000粒の中からなんとか成熟した種83粒を発見した。その数はわずかであったが、生き残った種がまた来年子孫を増やしてくれることに、一同は期待を込めた。

そして最後には、ひまわりの種によってつながりを届けてくれた与原小学校の子どもたちに報告をと、国分が小学校を訪れ、来年育ててもらえるようにと種をお裾分けした。

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写真提供:(C)日テレ

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