福山雅治がまさかのサプライズ登場映画『あの花』キャスト陣が感激、水上恒司「本物だ…」

2023.12.1 14:45

11月28日（火）に映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の完成披露試写会が都内で行われ、主演の福原遥・水上恒司をはじめ伊藤健太郎、嶋﨑斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、松坂慶子、成田洋一監督が登壇。イベントの中盤では、映画の主題歌『想望』を書き下ろした福山雅治がサプライズで登場、主演の水上と福原に花束を贈呈した。

MCに呼び込まれ福山が登場すると、何も知らされていなかった登壇キャストらは驚きのあまり大騒ぎ。水上と福原に花束を贈り、改めて紹介された福山は「すみません、急にお邪魔しまして。福山です」とあいさつした。

福山が主演の水上と福原の間に立つと、水上は「本物だ…」と恐縮。続けて「『想望』の歌詞に載っているのって、（水上が演じる）彰の心情がほとんどなんですね。彰が（福原が演じる）百合に本当は言いたかったこととか、世界に対して叫びたかったことが『想望』にあるなって勝手に感じていたので、その思いをぜひ福山さんにお話ししたいなと思っていたんですけど…ちょっとびっくりですね」と緊張気味に話した。

この映画を最初に見た時の感想を聞かれた福山は「父や祖父母が原爆というものを体験しており、小さい頃から平和教育というものを受けてきた人間なんですけど。日本が戦争をしていたということから、時間が経って、時代がどんどん変わってきている中で、若いキャストの皆さんがこの作品を表現されて、誠実に当時の人間を生きようとしているその姿にとても感動した」と語った。