高知県の秋の高級珍味 濃厚な卵を持つ『子持ちエガニ』の捕獲に成功し歓声 林遣都「でかっ!」
2023.11.25 19:00俳優の林遣都が11月25日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。お笑い芸人の宮川大輔とともに高知県高知市を訪れ、今まさに旬を迎える激レアな海の幸『エガニ』の漁に挑戦した。
寒くなるこれからの季節おいしさを増すカニ。そんな中、“究極の美味”と称され、食通たちをとりこにするのが、高知の高級ガニ『エガニ』。うまみが強く、しっとりなめらかな食感の身が特徴のワタリガニの一種で、中でも『エガニ』は筋肉質な身がパンパンに入った巨大なハサミを持ち、甲羅の中にはとんでもない量の濃厚なカニみそが詰まっているという。さらに今の季節は、濃厚な卵を持った幻の『子持ちエガニ』を楽しめるといい、期待が高まる林と宮川。
エガニは汽水と呼ばれる海水と淡水が混ざった塩分の低い環境を好む習性があり、日本で本格的な『エガニ』漁が行われるのは、高知を含め日本国内ではごくわずかな場所だけ。山々に囲まれ、栄養豊富な川が流れ込む、“浦戸湾”は絶好の環境だというが、獲れる確率が極めて低いため、市場では1杯1万3000円の値がつくこともあるという。
『エガニ』漁に出るため準備する姿を見て「こういうロケあんまりないですよね?」と宮川が尋ねると、「初めてかも」と答えた林。期待を胸に、2.5kgの大物を捕らえたことがあるという名人の船に乗り込み、人生初の漁へ出航。『エガニ』が潜むのは水深約20mの泥の中。事前に海底に網を仕掛けておき、エサを探しに外に出たところを捕らえる“刺し網漁”で狙うも、捕れるかどうかは運次第。
ポイントに到着し、仕掛けた網に力を入れて手繰り寄せながら「重いです結構」と声を上げた林は、網に掛かり姿を見せた『エガニ』に「でかっ」と大興奮。ハサミの大きさに「思ってたよりデカない?」と宮川も驚いた様子を見せ、“ハサミにはさまれたら1tかかる”と聞くと、林とともに「あぶなっ」と大きくリアクション。
捕れたのはオスの『エガニ』だったため、お目当てのメスを狙い、網を引き上げ続けると、掛かった『エガニ』を見て、「お腹が!」と思わず声を上げた林。念願のメス、しかもたっぷり卵を蓄えた、幻の『子持ちエガニ』を捕らえ、歓喜の声が上がった。