加瀬亮「あまり台本を変えないで…」北野武監督へ必死の直訴も…最新作『首』撮影の裏側を明かす

俳優の加瀬亮が11月19日放送の『行列のできる相談所』に出演。『北野武監督 首 公開記念 シン・たけし軍団が語る　北野伝説は嘘か誠か本人に直撃スペシャル』のなかで、撮影時にセリフが変わりまくるという裏話を明かした。

加瀬亮が初めて北野監督の作品に参加したのは、映画『アウトレイジ』。北野作品は台本が無いという前情報を聞いていたが、一応、薄～い台本は撮影前に渡された…。当然、しっかり覚えて撮影に臨んだのだが、現れた北野監督は「この『お前だろう』は、『なんだテメーこのやろう、ゴチャゴチャ言ってんじゃねえぞ』に変えようか」などとセリフを変更しまくり。さらに、覚える間もなくすぐに撮影スタートがかかり、加瀬は大慌てだったという。

最新作『首』で織田信長役を演じるにあたり、覚えにくい“方言”のセリフに不安を抱いた加瀬は、思い切って「あまり、台本を変えないで下さい」と監督に直訴したのだが、

今回、実際の『首』の台本では…
蘭丸：お供の兵はどれほど？
信長（加瀬）：いらんいらん、タヌキが怯（おび）える！
と、なっていたセリフが、

本番では…
信長（加瀬）：いらんいらん、タヌキが怯えてまう。芸人、俺を笑かしたらサルに言って召し抱えたるでな！
など、今回もたっぷり変更されてしまったという。

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