『世界一受けたい授業』堺校長「ここへおんぶしてくるよ」有田哲平の子育てお手伝いに意欲

2023.10.28 20:54

タレントの堺正章がMCを務める『世界一受けたい授業』が10月28日に放送。ヒトの老いをテーマにした授業で、シニア世代の活躍に関してコメントする場面があった。

番組では「『なぜヒトだけが老いるのか』に学ぶ老化の秘密がわかる8つの生物のなぞクイズ」と題して、動物の老化や生態にまつわる知識を生物学の専門家が解説。多くの野生生物が老いることなくその生涯を終えるのに対し、ヒトの平均寿命はこの100年ほどで2倍近く伸びているが、その理由やメリットが明かされた。

堺は冒頭から「本授業は、私のための授業ということで」と興味津々。その後、ヒトを中心に生物のもつ特徴や種による子育て方法の差などが、クイズ形式で出題された。専門家によると、ヒトの子育てに関する特徴として『子どもを産んだ後にすぐ死なない』、『出産できなくなってもすぐには死なない』といった点が挙げられるという。つまりヒトには明確な『老後』が存在しており、現代のヒトの場合は人生のおよそ40%が老後にあたる。

さらにヒトは『子育てに手間がかかる』ことも大きな特徴とされ、専門家はその時期に子育ての問題を解決する救世主として『子育て経験者のおばあちゃん』を挙げた。シャチやコビレゴンドウもヒトと同様におばあちゃんが孫の世話を手伝うという。

ここで堺は「ヒトというのは、おばあちゃんが子育てをして、おばあちゃんの寿命が延びると。おじいちゃんはどうするんですか…?」と質問。専門家はヒトが家族を中心とした社会性のある生き物だとしたうえで、「狩猟採集の時代から経験豊富なおじいちゃんおばあちゃんの存在が非常に重要だった」と返答した。

最後に専門家が「シニアパワーっていうのがものすごく日本は豊富ですので、それを使わない手はないですね」と総括すると、番組MCのくりぃむしちゅー・上田晋也は「有田くん、やっぱり校長にもまだまだ元気で頑張ってもらわないとね」とコメント。この発言に同じく有田哲平は「そうですね。僕まだ子どもが 2歳と1歳、小さいので校長に預けようと思います」と続け、スタジオの笑いを誘った。この流れを受けて、堺は「ここへおんぶしてくるよ」と笑顔をみせた。

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写真提供:(C)日テレ

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