驚異の価格2億円“盆栽界の魔術師”が手がけた樹齢1000年超えの盆栽に騒然
2023.10.1 15:30タレントの指原莉乃とお笑いコンビのかまいたち(濱家隆一・山内健司)がMCを務める日本テレビ系『超無敵クラス』が10月1日に放送され、“盆栽界の魔術師”と呼ばれる内閣総理大臣も認めた匠が登場。約38年の歳月をかけて手がけた盆栽の驚きの価格にスタジオが騒然となった。
番組では、盆栽の魅力を多くの人達に伝えようと奮闘する高校生・松澤智朗さんに密着。“盆栽の町”として知られる埼玉県の大宮市を舞台に『盆栽ツアー』を開催しようと、通称“ボンビ”と呼ばれる大宮盆栽美術館などツアーの見所となる数々のスポットが紹介された。
ツアーの目玉の1つが“盆栽界の魔術師”と呼ばれる匠による『剪定(せんてい)パフォーマンス』。魔術師とは、盆栽界で最高峰の内閣総理大臣賞を27回も受賞し、盆栽界では知らない人がいないほどの技を持つ木村正彦さん。
そんな木村さんが手がけた盆栽の中で、高校生の松澤さんが1番見たかったと言うのが『登龍の舞』という作品。樹齢1000年を超える木を木村さんが見つけ出し、約38年もの歳月をかけて完成させたというもの。
大きな龍が天に昇っているさまを表しているという魔術師・木村さん。「作品展に出した際に内閣総理大臣賞をいただいて、その時の内閣総理大臣が竹下登さん。これを見て(竹下さんが)感動して、“私に名前を付けさせてくれ”と言われ、竹下登さんの“登”。自分の名前を取って龍が登っているというイメージでつけてくれたものなんです」と総理大臣直々に命名した作品であることを明かした。
そして取材した10代のリポーターが『登龍の舞』の値段について「200万円くらいするんですか?」と尋ねると木村さんは「200万? もう1つ0をつけると2000万。もう1つ(0を)つけてください」とコメント。なんと推定2億円の価値があると明かされ、スタジオから「エッ!」と大きな驚きの声があがるほど騒然となった。
さらにVTRでは、盆栽界の魔術師による剪定(せんてい)パフォーマンスの様子を紹介。販売しても1000円程度にしかならないという五葉松の枝を長年の経験でバンバン切りまくり、針金で葉をすべて上に向けることで盆栽に統一感を醸し出していく。作業開始から1時間半で見違えるほどすっきりした盆栽に仕上げた。
ここでも気になるのが作品の金額。できあがった作品の価格について聞かれた魔術師・木村さんが「自分で値段言わないでネットオークションに出しちゃう。15万くらいじゃないかな」とつぶやくと、再びスタジオからは驚きの声があがった。
スタジオでは取材したリポーターが「(木村さんの)ファンの人はいっぱいいるって言ってましたよ。たくさんのファンの人がいて、みんな木村さんが手がけた盆栽をどうしても買いたいから、“いくらでも高い値段でも出す”って言ってました」と約1000円の五葉松が、匠の技で約15万円の盆栽になる生まれ変わる理由について説明し、トークを締めくくった。
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