『ドクター・ドリトル』が動物に見せたこだわり“本物そっくりの動物に漫画のような動きはさせられない”

2023.9.1 06:00

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

9月1日は、『ドクター・ドリトル』が本編ノーカットで地上波初放送。100年以上世界中で愛読され続けているヒュー・ロフティングの名作児童文学「ドリトル先生」シリーズを『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.が製作総指揮・主演で映画化したこの作品。動物と話の出来る医師、ジョン・ドリトルを主人公に、圧巻の映像美とリアルで可愛い動物たちとの冒険ストーリーで、子供から大人まで楽しめるファンタジー作品となっている。

この作品では、動物たちの見た目と声のキャスティングのイメージ作りに何か月も費やされたという。例えば、シロクマのヨシにどうしてもアルパカ帽子をかぶせたかったというスティーヴン・ギャガン監督は、「その理由を付けなければならなくて…そうだ!寒がりのシロクマにしよう!といった具合に設定が出来上がった」と語っている。

CGで作り上げる動物たちをリアルに見せることも重要で、「本物そっくりなシロクマに漫画のような動きをさせるわけにはいかない。それではおもしろくなくなってしまうからね。本物のような動物がドリトル先生とやりとりするのがおもしろい」とこだわりを見せている。

また、原作通りヴィクトリア朝時代の壮大なテーマを表現することは重要だが、現代の観客にも自然に受け入れられなくてはと、原作者のヒュー・ロフティングの想像力あふれるアイディアと、現代の視覚効果や特殊効果の技術とのバランスをとるようにしたのだとか。

日本語吹替では、ロバート・ダウニー・Jr.の声を数多く担当している藤原啓治がドリトル先生を熱演。そのほか俳優の石田ゆり子や八嶋智人、お笑いコンビの霜降り明星も動物の声で登場し、物語を盛り上げているのでそちらにも注目だ。

【ストーリー】
動物と話せるドリトル先生は、名医だが変わり者。世間から遠ざかり、様々な動物たちとひっそりと暮らしていた。しかし、若き女王が重い病に倒れたと聞き、ドリトル先生は女王を救える唯一の治療法を求めて伝説の島へと冒険の旅に出発する。一緒に行く仲間は助手のスタビンズ少年と、ドリトル先生が最も信頼する親友である頑固なオウム、臆病なゴリラ、とぼけたアヒル、陽気なシロクマ、皮肉屋のダチョウなど個性豊かな動物たち。ほかにもメガネをかけた忠実な犬や、おしゃべりなキリン、賢くて勇敢なキツネ、昆虫など数多くの生き物が登場!旅の中で明らかとなっていく、ドリトル先生の過去、国を揺るがす陰謀……物語はめまぐるしく動き出す。

『ドクター・ドリトル』(2020 米)
脚本:スティーヴン・ギャガン、ダン・グレゴール、ダグ・マンド
製作総指揮:ロバート・ダウニーJr.、サラ・ブラッドショウ、ザカリー・ロス
製作:ジョー・ロス、ジェフ・キルシェンバウム、スーザン・ダウニー

出演()内は日本語吹替
ジョン・ドリトル先生:ロバート・ダウニーJr.(藤原啓治)
ラソーリ:アントニオ・バンデラス(大塚明夫)
ブレア・マッドフライ:マイケル・シーン(大塚芳忠)
トミー・スタビンズ: ハリー・コレット(林卓)
レディ・ローズ:カーメル・ラニアード(遠藤璃菜)
バッジリー卿:ジム・ブロードベント(森 功至)
ヴィクトリア女王:ジェシー・バックリー(瀬戸麻沙美)
リリー・ドリトル:カシア・スムトゥニアク(福原綾香)

動物の声の出演()内は英語版
ポリネシア、ポリー《オウム》:石田ゆり子(エマ・トンプソン)
チーチー《ゴリラ》:小野大輔(ラミ・マレック)
ヨシ《シロクマ》:中村悠一(ジョン・シナ)
プリンプトン《ダチョウ》:八嶋智人(クメイル・ナンジアニ)
ダブダブ《アヒル》:朴 璐美(オクタヴィア・スペンサー)
ジップ《犬》:斉藤壮馬(トム・ホランド)
ケヴィン《リス》:黒田崇矢(クレイグ・ロビンソン)
バリー《トラ》:池田秀一(レイフ・ファインズ)
ベッツィ《キリン》:花澤香菜(セレーナ・ゴメス)
チュチュ《キツネ》:沢城みゆき(マリオン・コティヤール)
ドン・カーペンテリノ《アリ》:井上和彦(デイヴィッド・シェインコフ)
マフィア《アリ》:霜降り明星(マシュー・ウルフ)

写真提供:(C)日テレ

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