『新しい学校のリーダーズ』単独インタビュー 目標は「私たちが思う面白さを追求し、自分たちを楽しみ続ける」
2023.8.26 16:008月25日深夜放送(25:09~)の『バズリズム02』に出演する4人組ダンスヴォーカルユニット、新しい学校のリーダーズ。entax取材班による独自取材2回目は、新曲『マ人間』にちなんで、結成から8年の間でお互いに変わったことについて話を聞いた。他にも、この大ブームの中にいながら、彼女たちが次にどんなビジョンを持っているかについても語ってもらった。
■8年の成長に合わせて、衣装のセーラー服もバージョンアップ
――新曲『マ人間』の歌詞、<人間 いつになったら変わんだ?>にちなんでお伺いしたいのですが、メンバーの皆さんは結成から8年一緒に過ごして、お互いにどんな点が変わったと思いますか?
RIN 出会いが中学、高校の頃だったので、私たちはもう本当に子どもで。そこからほぼ毎日一緒にいたような感じなんです。でもそれぞれのプライベートの世界もあって、いろいろな人や出来事と出会ったり関わったりしていく中で、やっぱりすごい人間として成長し、人間力を身につけていったということをすごく感じます。生活の仕方、出る言葉1つにしても、年々、お互いにたくましくなっているように感じますね。
KANON たくましくなった4人が、今はより高め合っていけている感じはしますね。あと、表に出ている面でいったら、SUZUKAの歌声がすごく変わりました。
SUZUKA そう、声変わりしましたね。身長変わりも。
KANON 確かに、身長変わりはすごいです。10cm以上伸びて。
SUZUKA 昔は151.9cmとかだったんですけれど、今168cmだから、8年間で15cmちょい伸びたんです。
――それほど一気に伸びると、見る世界も変わりましたね。
SUZUKA そうですね。メンバーの目線が変わりました(笑)。
MIZYU 私たちの背は本当に止まっています(笑)。でも2人(RINとKANON)は1cmとか2cmとか伸びたんだっけ?
KANON 私はなぜか最近になってから3cmくらい伸びました。なんでなんですかね? 姿勢が良くなったからかな。
MIZYU 私は5mmくらい縮みました(笑)。
KANON ははは! あと、そうだ! 衣装のセーラー服の質が変わりました。
MIZYU そう、伸びるようになったんです。
KANON もともとは正規であるセーラー服にロゴを付けたりしていたんですけれど、つんつるてんで。踊っていると動きにくかったので、伸びる生地にして、オーダーメイドで作っていただきました。
――ダンス用の仕様になっているということですね。
KANON そうなんです。質が良くなりました。
SUZUKA カスタマイズされまくっています(笑)。
――このセーラー服は、他にどんな特徴がありますか?
SUZUKA スカーフが取れないように中にゴムが仕込まれていて、きゅっと締めてあります。ライブ中にパーンと取れたりしないようにボタンを付けてあったり、取れやすいところはすごく強めのボタンを使っていたりするんです。
MIZYU 洗濯しやすいようにもなっていて。あと腕のところはいつも安全ピンで留めていて穴ぼこだらけだったんですけど、ちゃんとセッティングできるような作りになりました。
KANON それから最近はイヤモニをそろそろ付けるぞ、となって。今、衣装としてイヤモニ用のケースを作ってもらっています。
――本当に踊りやすいように歌いやすいように、だんだんバージョンアップしているんですね。今、歌声の変化の話はありましたけど、ダンスに関しては変わったことはありますか?
RIN 私は筋肉痛が2日遅れになりました。
SUZUKA それはRINだけだよね(笑)。私はなってない。
RIN 次の日も痛いんですけれど、2日後の方がMAXになる日が増えました。そうじゃない日もあるんですけれど。みんな「大人は2日後に来るんだよね」みたいに言っているのを聞いていたから、「え、もしかして私も?」みたいに感じるようになりました。
SUZUKA 早いね(笑)。
■大きな夢は、新しい学校のリーダーズのスタジオを作りたい
――メディアでもたくさん取り上げられていて、新しい学校のリーダーズは大きな転換期に来ていると思うのですが、現状での目標を教えていただけますか?
SUZUKA 自分たちで自分たちをずっと面白く料理し続けたいです!
KANON (大きくうなずく)その通りです!
MIZYU 8年間、今までもそうやってきたけれど、今はもっと大きい階段を、足を上げてのぼるべきだな、と。
KANON 私たちをもっと広く見ていかないと、と思います。
SUZUKA 私たちが思う面白さを常に追求し続けて、毎日毎日、自分たちを楽しみ続ける、というのが目標です。
面白く思うためにも、自分の未知の世界を掘り出していく、4人の未知の世界を掘り出していく、挑戦していく、というのが、たぶん大事なところですね。
KANON 周りを見るというか、自分たちを広く見るというか。そういう感じですね。
MIZYU セーラー服を着ているだけが新しい学校のリーダーズじゃないかもしれないし、新しい学校のリーダーズという概念がこの4人であること、というのがネクストステップだと思うので。「セーラー服を着ている4人だったら、新しい学校のリーダーズだよね」にならないようにしたいです。
KANON それだけじゃない、という感じだね。
MIZYU やはり今はその印象が強いと思うので、1人1人のことも興味を持っていただけるような世界を作って届けていきたいな、と思っています。
立てるステージも大きくなってきたり、出られるイベントも初めて見る人に触れる機会も多くなってきたりしているので、その時に面白がってもらえるようにしたくて。自分たちが自分たちのことを面白いと思ってないとそれが伝わらないと思うので、追求していきたいなと、今、楽しみになっているところです。
RIN 今いる場所で満足するんじゃなくて、高い満足感を日々得ていきたいというか。いろいろな景色を見ていきたいです。
――個人的にやりたいことはありますか?
SUZUKA RINは新しい調味料で料理したいとか?
RIN そう。新しい調味料で料理もしたいです。
KANON RINは料理が上手なんですよ。私たちのお母さんなので。
MIZYU 「手作りの七味を作りたい」とか言ってなかった?
RIN 言ってた。
――手作りの七味とは?
MIZYU 浅草にみんなで行った時に、七味を自分で選べるところを、すごくのぞいていました(笑)。
RIN 調合の割合を変えられるんです。ちょっとしてみたいかも。あと味噌(みそ)作りは自分でしたんですけれど、次は豆腐とか作ってみようかな、と思います。
SUZUKA それでメンバーの栄養管理を…。
KANON・MIZYU お願いします!
RIN あとすごく大きな夢でいったら、新しい学校のリーダーズのスタジオを作りたいです。
KANON ああ、それがあったら最高かも! 今は「スタジオ取れますか?」と確認が大変なので、いつでも使えるスタジオがあったらいいですね。
RIN いつでも使えるスタジオにキッチンも完備して、調味料も置かせてください!
KANON 最高! 隣においしいカフェラテが売っているところがあったら最高だね。
MIZYU あ、経営しましょうか?
KANON お願いします(笑)。
――8年かけて今スタートラインに達して、これからが本番になっていくんですね。
KANON 今までもスタート地点がいっぱいありましたが、まだまだこれからいっぱいあると思っています。
MIZYU ここからだって何回も思っているよね。でも今年はたくさんの人に知ってもらうきっかけがすごくあるので、「本当にここからだな」と思います。
【新しい学校のリーダーズ Profile】
自称”青春日本代表” パワフルなダンスを武器に、全曲メンバー振り付けで構成されたライブが、おでんの中の大根より熱いと支持され、アジアのカルチャーを世界に発信するレーベル88risingより2021年世界デビュー。それ相応のざわつきを生み出し続け、気がついたらば、SNSなど総フォロワー数は1400万人Over!
既に2023年の年間を代表する曲になるのでは疑惑の話題の楽曲「オトナブルー」が、TikTok関連動画再生数31億回を超え、各音楽チャートにランクイン!