はるな愛 新曲『まぼろし ザ ワールド』で世界進出を宣言「ロスで歌ってきます」

2023.8.25 19:30

タレント・はるな愛が7月28日、都内のステージ付きレストランで約1年ぶりとなるソロコンサートを開催。この日は自身の新曲『まぼろし ザ ワールド』の配信リリース日でもあり、さらにこの1週間前には51歳の誕生日を迎えたばかり。はるな愛にとって記念すべき1日となり、世界を視野に入れた今後の目標も語った。

©︎entax コンサートにかけつけた演歌歌手の仁支川峰子

■“愛”であふれた1時間30分 著名人もかけつけ祝福「愛ちゃんにたくさんの拍手を」

『はるな愛ライブLOVE SONG VOL.2』と題された本コンサートでは、はるながとにかく好きだという13曲を熱唱。懐メロから令和のヒット曲まで幅広い選曲がされており、『柳ヶ瀬ブルース / 美川憲一』や『兄弟船 / 鳥羽一郎』、TikTokなどで大人気の『オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ』、『Habit / SEKAI NO OWARI』などが生バンドで披露された。

約1時間30分のステージは終始笑い声が絶えず、はるな愛と親交のある著名人たちが登場し会場を沸かせる場面も。演歌歌手の仁支川峰子(西川 峰子)、ゆーとぴあのピース、B&Bの島田洋八、女子プロレスラーの神取忍など、いずれも昭和を代表する面々が顔をそろえた。ステージで自身の代表曲『あなたにあげる』を披露した仁支川は「今日は愛ちゃんのためにたくさん拍手をお願いしますね」と、はるなの記念日に祝いの言葉を添えた。

©︎entax 新曲の特徴的な振り付け『宇宙人ダンス』

■バブリーダンスのakane氏が担当した新曲の振り付け『宇宙人ダンス』

この日は新曲『まぼろし ザ ワールド』も初披露。現代版歌謡曲として作られたこの曲の歌詞は「悲しみ苦しみで溜まるポイントなんてマヤカシさ」「笑ってる未来の君が本当の姿だよ」など、聞いた人を応援する内容になっている。この応援ソングについてはるなは「世界中に居場所がある時代になってきたので、どうぞ自分の場所を見つけてほしい。色々渡り歩くのが人生」と、今の環境に不安を覚える人たちにぜひ聞いてほしいと語った。

また曲のサビ部分では、左手を頭の上でアンテナのようにピンと伸ばして踊る印象的な振り付けが入る。『宇宙人ダンス』と名付けられたこの振り付けは、大阪・登美丘高等学校の『バブリーダンス』を手がけたakane氏が担当。はるな愛とはダンスのショーで共演したことがあり、はるなは「天才やって思った」と絶賛。今回の振り付けを依頼した際も「akaneちゃんにしてほしいなって言ったら“やるよー!”って言ってくれて。しかも振り付けだけじゃなくてMV撮影も、その編集も全部やってくれたんです。セグウェイに乗ってスマホで撮ってくれたりして、今どきなの!」と、akane氏がノリノリで協力してくれたことを明かした。

©︎entax

■初恋相手との胸キュンエピソードを告白 「一緒の布団で…」

歌の合間にはお得意のトークで会場を盛り上げた。歌詞を飛ばしてしまった後のMCでは「ショーパブ時代に“歌詞を忘れてしまったら堂々とすればバレない”と教わったけど、全然バレてましたね」と自身の失敗を笑いに変えていた他、集まったお客さんに対して「パッと見たら私と同じ昭和生まればっかりですよね。令和生まれいます? あ、令和はまだいない?(笑)」と、会場からツッコまれる天然ぶりを発揮する場面も。その中で特に会場を沸かせたのが、はるな愛の初恋エピソードだ。

「12歳の頃、お父さんに野球チームに入れられて、行きたくなかったけど唯一の楽しみで初恋のはじめ君がいたんですよね。はじめ君にバットとボールを渡して渡して…。気づいたら自分のバットとボールがどっかいっちゃったんですけど(笑) ある日、夏合宿に行ったんですよ。男の子はみんな同じ部屋で、なんとチームメイトからはじめ君と一緒の布団に閉じ込められたんですよ。出してよってバタバタしてたら、はじめ君と私の唇がパッと重なったの。これが私の初キッスなんですよ」と爆笑トークを展開。初恋相手とはその後テレビの企画で再会し、彼の子どもと一緒に『エアあやや』を踊ったと言う。

©︎entax

■目指すは “世界の愛ちゃん” 「みんなの生き方がもっと認められるように」

コンサートの1週間前(7月21日)に51歳の誕生日を迎えたはるな愛。スタッフがサプライズで用意したバースデーケーキを手渡されると「え、まじで? ありがとう。めっちゃうれしい。写真撮ろ!」と感謝。会場からも拍手が贈られた。はるなは「51キャラットになりました」と、年齢を“歳”ではなく宝石の重さで表現。「どんどん重くなってすてきでしょ。これなら言いやすいよね」と前向きにコメント。コンサート終了後に行われたメディア向けのインタビューでも、年齢を重ねることの素晴らしさを語った。

「こないだ同窓会に行ったんですよ。30何年ぶりに会った友達もいて、とってもうれしかった。なんか歳を重ねるって嫌なことだと思ってたけど、こんな楽しいんだって。みんなそれぞれの人生を生きてきて、そこ(同窓会)で合わさって。すごくいい時間でしたね。まだまだ52キャラット、53キャラット、できれば100キャラットはね、憧れのダイヤモンドなので行きたいよねー」と喜びを明かした。

はるなは「まだまだ磨いていきます。私は世界のステージに出たいと思っていて、10月にはこの『まぼろし ザ ワールド』を引っ提げてロサンゼルスの大きなフェスでも歌ってきます」と、世界進出も視野に入れていると宣言。「“世界の愛ちゃん”になって、そうすることで笑顔があふれる人が増えて、みんなの生き方がもっともっと認められるようなきっかけになればなって思います」と、笑顔で語った。

<作品情報>
「まぼろし ザ ワールド」7月28日(金)リリース
楽曲MVはこちら

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はるな愛 公式HP

写真:©︎entax

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