なかやまきんに君 デビュー6年目で貯金3000万円あったと明かす「これは自慢したい」
2023.8.7 17:00お笑い芸人のなかやまきんに君が8月3日(木)放送の、日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/午前9時~)の人生の転機を紹介する『イマココ』コーナーに生出演。デビュー6年目で貯金が3000万円あったことを告白。また、再ブレイクを果たした理由や、アスリートのようなプライベートまで、ぶっちゃけトークを披露した。
唯一無二の筋肉芸で今若い世代に絶大な人気を誇るなかやまきんに君。去年の、『Z世代トレンドアワード2022』で「ヤー!」「パワー!」が年間トレンド大賞を受賞。2022年にはCM契約24社、YouTube登録者数218万人を突破(2023年8月7日時点)。さらに、芸人の枠を超え、2021年『第29回東京ノービスボディビル選手権大会』(75kg超級)で優勝。番組では、そんななかやまきんに君の気になる素顔に迫った。
きんに君がスタジオに登場すると、お決まりのポーズで「パワー!」と叫び、MCの南海キャンディーズ・山里亮太が「今の一言で本日の仕事の8割が終わったということでよろしいでしょうか?」と問うと、きんに君は「違います。9割です!」と答えスタジオを笑いに誘った。その後、の今ここに至るまでの道のりを紹介した。
■23年前にファーストブレイク 同期の誰よりも早い出世
山里は「同期にはキングコング、ダイアン、ネゴシックスがいたけど、きんに君が1番最初にテレビに出てた」と同期の誰よりも早い出世だったとを紹介すると、きんに君は「筋肉キャラが珍しかったのかもしれないですし、それで番組に呼んでもらうことは(芸歴)1年目からありました」と明かした。
きんに君は、デビューから2か月でレギュラー番組を持つ人気芸人に。そして、6年で貯金が3000万円あったと告白した。きんに君は「これは自慢したいですね。貯められた要因はスポーツ番組でナンバーワンに何度もなって、賞金で車を5、6台もらったりしました」と明かし、スタジオからは驚きの声が上がった。MCの武田真一は山里に「同期の山ちゃんから見てどうでしたか?」と尋ねると、山里は「どんどんと自分の世界で売れていくんですけど、ライバルとは思わなくて。全く競合じゃないんで、きんに君はきんに君でずっと道を行くんだなって(思ってました)」と答えた。それに対し武田は「独自の存在だったんですね」と感心した様子をみせた。
しかし、2005年には同じお笑い芸人のレイザーラモンHGが登場したことで仕事が激減したことを告白。きんに君は「レイザーラモンHGさんとトレーニングも仕事も一緒にやってたんですけど、そんな中でHGさんが大ブレイクして、肉体の仕事が全部HGさんの方に行って、僕の仕事がなくなったと」と過去の挫折を語った。
■人生の転機 アメリカに“筋肉留学”へ
全ての仕事を休止し、筋肉貯金3000万円を資金に2006年~2011年にかけてアメリカへ“筋肉留学”をしていたと紹介。きんに君は「筋肉留学ってなんだって感じなんですけど、行った理由は2つあります。17歳の頃に筋トレを始めて、その頃見ていた筋肉情報雑誌があるんですけど、(それに載っていた)ロサンゼルスとかが筋肉の最先端の場所で、そこにいつか住んでみたいっていうのがあって。後はハリウッドにテレビとか映画のオーディションを受けに行った」と話した。
きんに君はアメリカ留学中に2年生の短大サンタモニカカレッジに入学。運動生理学を専攻しトップの成績で卒業したと紹介。「朝の6時から次の日の午前3時まで、本当に勉強だけをやってました」と明かした。筋肉留学で行ったが、「筋肉的に10キロぐらい痩せてしまって、本当に勉強しすぎて」と告白。さらに「アメリカでできることをやろうというテーマで行ったので、勉強は必ずいつか役に立つと思って(筋肉より)勉強の方を選んだ。それが今のYouTubeにも活きてる」「筋肉は帰ってからでも取り戻せる自信はあったので」と語った。
■なかやまきんに君の『イマココ』① ボディビル選手権大会でセカンドブレイク中
現在セカンドブレイク中のきんに君。そのきっかけは、5度目の挑戦となった2021年『第29回東京ノービスボディビル選手権大会』で優勝したことと紹介。きんに君は「2015年から出ておりまして、ずっと準優勝が続いて悔しい気持ちがやっと念願がかなった」と語った。
さらに、ポジティブな姿がZ世代に受け入れられ『Z世代トレンドアワード2022』で「ヤー!パワー!」が年間トレンド大賞とコト部門大賞を受賞したこともきっかけだと紹介。きんに君は「びっくりしました。Adoさんの新時代とか、ランキングが僕より下なんですよ。旧時代丸出しの僕が、23年間同じことをやってきた僕が勝ったということがすごいうれしかった」と話した。
きんに君の人気のネタで「ヤー!」と叫びながら粉チーズをスパゲティにかけるネタの生みの親は木曜メンバーのサバンナ・高橋茂雄だと明かした。きんに君は「高橋さんの助言をいただいて完成した」「(一緒に)ユニットコントをやった時に、僕はただポージング(するネタ)だけはあったが、高橋さんのアドバイスで「これに何か足した方がいいんじゃない? チーズかけてみたら?」ということで」とネタが生まれた時のエピソードを明かした。それに対し高橋は「(ネタを)作って面白かったけど、今日に至るまで俺に作ってもらったって言わへんかったな!」と鋭く問うと、きんに君は「言いたいんですけど、こんなトークで出してもらったことないんです!」と答えスタジオから笑いが起こった。
■なかやまきんに君の『イマココ』② 1日5食と2回のプロテイン
きんに君は肉体を保つ秘訣(けつ)は食事だと紹介。1日の食事メニューは1日5食と2回プロテインを摂取すると明かした。きんに君は「年間を通して毎日毎日同じ物を食べていて、それが12、3年続いています」と告白すると、スタジオから驚きの声が上がった。
きんに君は「朝は野菜と果物とゆでた鶏むね肉。3、4時間くらい経ったら、ゆで卵2個とキャベツにナッツ、フルーツなんかを食べる」と説明。「昼食はお刺身とか納豆、めかぶ、食物繊維をしっかり食べて、夕食は朝のサラダと同じ」と1日の食事メニューを明かした。山里が「飽きてこない?」と尋ねると、きんに君は「これが1番自分に合う食材で、トレーニングにすごい力を発揮できます」と答え、そのストイックさに山里は「大谷翔平選手もそうって言うもんね」、武田は「大谷さん並みのストイックさ!」とコメント。するときんに君は「僕もヤ―とパワーの二刀流ですから!」と発言し、笑いが起こった。