注目の辰巳ゆうと×新浜レオン“演歌第7世代”グリーンVSブルー論争が勃発 「意見がいつもかみ合わない」
2022.10.10 07:00“演歌・歌謡第7世代”として話題となっている辰巳ゆうと(24)と新浜レオン(26)。所属事務所やレコード会社の垣根を越えて演歌・歌謡界を盛り上げようと奮闘する今注目の2人にentax取材班が単独インタビュー。互いに良きライバルでありながら年齢も近く、認め合う同志でもある辰巳と新浜に、これだけは譲れないことや今後の夢などを本音で語ってもらった。
■辰巳ゆうと×新浜レオン“第7世代”インタビュー
――演歌第7世代で仲良くしているのは?
新浜:皆さんとご一緒させてもらう機会も多くて、みんなと仲いいんですけど、特に演歌第7世代としてコンサートを全国各地でやらせていただいて、辰巳ゆうとさん、二見颯一さん、彩青さん、青山新さん、僕の5人。この5人でよくコンサートをやらせてもらうんで、非常に一緒にいる時間が特に長いです。控え室とかでもいろんな話をしているんですけど、今度一緒にみんなでキャンプに行こうとか、そういう話にもなっていますが、一向に実現しないんですよね。デビュー順で言うと、辰巳さんが一番上になるのですが、年齢で言うと僕が一番上になるんですよ。そこをまとめていかなければいけないとは思いつつも、一番最年少の彩青さん20歳になったんですけど、彩青さんがおかしいんですよ。本当にしっかりしすぎて、話し方とかすごいわけですよ。三味線と尺八、歌はもちろんしゃべり方とか。お師匠さんが細川たかしさんということもあって、ここだけの話、そっくりなんですよ。そっくりなんで彩青さんの声だけ聞くと細川さんがいると思うぐらいにそっくりなので(笑)ある意味、一番まとめているのは彩青さんかもしれない。感謝していますね。でも青山新さんとは同じ千葉ということで、仲いいというよりかはバチバチですね。僕は千葉県の白井市出身、全国的にも有名な白井市、梨が生産量日本一になったりとか有名なところなんですねっていう話をいつも(コンサート)会場でもしたりするんですけど、青山新さんがかぶせ気味で「僕は浦安出身ですけども」と言ってくるんですよ毎回。そこがめちゃくちゃジェラシーを感じていますので、そんなバチバチはありながらも(笑)一緒に和気あいあい盛り上げられるのはうれしいなと思っていますね。
――演歌第7世代としてこだわっている点は
辰巳:第7世代と言っていただくようになってから新浜さんであったりとか、ほかのいろんな方とご一緒させていただく機会が多くて、みんなで言い合ったことはないんですけど、心のどこかで僕はすごく助け合いの精神が見えると言いますか、もちろん普段は1人で歌う機会の方が多いので、チームで皆さん楽しんでもらおうというよりかは個人個人で皆さんに楽しんでいただける時間をそれぞれがつないでいくというイメージだったんですけど、今はみんなで助け合ってひとつのものを作り上げていこうという気持ちがご一緒させていただく度に、それぞれがそういう気持ちが強いのかなと思うので、自分が目立ってやろうとか、前に立ってやろうというよりかは、本当に皆さんと一緒に楽しい時間を皆さんにお届けできるように頑張っていこう、いいステージになるように頑張っていこうという、そういうところは何となく自分の中でも気をつけながら、一緒に楽しむということは自分の心に持って皆さんとご一緒させていただいていますね。
――演歌・歌謡第7世代としてこだわっている点は
新浜:“演歌第7世代”という形でいろいろと盛り上げていただいているのはすごくうれしい。第7世代というキーワードをキッカケに若い世代の方々もコンサートに来ていただいたりしているんですね。どちらかと言うと演歌歌謡だと伝統があったり、すごく悔しい思いとしましては同世代からも古くさいとかって言われたりもするんですよ。それを覆すためにもSNSを使って盛り上げていきたいなという思いは僕もすごく強いんですね。ツイッター、インスタグラムはもちろん、TikTokにも挑戦させていただいていて、ご一緒させていただいた出演者の皆さんと写真を撮ったりはもちろんなんですけど、ファッションって言いますか、僕もそんなに得意な方ではないんですけれども、そういったものもインスタを見て、新浜レオンがおしゃれな、すなわち“おしゃレオン”な洋服を着ていたとか、そういうものがキッカケになって知っていただく場だとも思っているんですね。今流行のものであったりとか、バズっているものを僕も追っかけて、それに乗っかって、歌はひとつ置いておいて、それに乗っかっていくことで新浜レオンっているんだ、新浜レオンって演歌歌謡を歌っているんだとつながっていくと、演歌歌謡の魅力を知ってもらうキッカケにもなると思うので、探りながらにはなってしまうんですけど挑戦していますね。
――第7世代の中で仲良くしている人は
辰巳:皆さんと仲いいんですけど、一番新浜さんとご一緒させていただく機会が多いので、野球も僕も好きなのでお話も合いますし、控え室でも若手だと2人でひと部屋とかみんなでひと部屋ということが多いので、ステージでも舞台裏でもずっと一緒にいる感じで、ステージ裏でも一緒にお話ししているからこそステージで何も打ち合わせしてなくても面白い皆さんに楽しんでいただける時間が作れたりとか、打ち合わせしている時もそうですけど、目には見えない連携プレーというのが2人の中ではできているのかなと思うので、そういった意味では新浜さんが一番、仲いいのかなと思います。
――ラッキーカラーが“グリーン”の理由は
新浜:僕の人生のラッキーカラーがグリーンという話を聞きまして、デビューからグリーンをすごく大切にしていて、もちろん今日の衣装もグリーンなんです。聞いてくださいよ、ここだけの話にしてくださいね、辰巳ゆうとさん、同性代で一緒に演歌歌謡を盛り上げさせていただいているんですけど、辰巳さんがあるコンサートのステージで、このグリーンをブルーと言ったんですよ。ちょっと辰巳さん、これグリーンですからね。今流行のミントグリーンですからお願いしますね・・・。新曲のジェラシーはピンクで歌ったりしているんですけど、その中でもやっぱりグリーンというのが僕の大切にしているカラーなので、これからもずっと一緒にやっていきたいなと思います。
――新浜さんのグリーンの衣装を辰巳さんがブルーと言われて…
辰巳:あれはブルーですね。控え室でよくお話するんですけど、新浜さんのグリーンの範囲が広すぎて(笑)僕が着ているこの色も、たぶんグリーンと言われると思うんですよ。これは、ブルーなんですよ。この論争をいつも繰り広げているんですけど、僕のイメージカラーがブルーなので、どちらかと言うと僕もブルーの範囲は広いかなと思うので、ちょうどグリーンとブルーの重なる部分を今取り合いしているんですけど、何とか負けないように、これはブルーだと言うのを新浜さんにももっとお届けできるようにしておきたいなと思います。
――新浜さんのグリーンは、辰巳さんにとってブルーだと
辰巳:そうですね、いつも仲いいんですけど、そこだけ意見がいつもかみ合わないですね。
――今後の目標や夢は?
辰巳:今後はもちろん演歌歌手なので、演歌を歌っていくのはもちろんなんですけど、その中でもジャンルに縛られず、たとえばミュージカルの曲に挑戦させていただいたりとか、演歌の枠を飛び越えたお仕事もさせていただく中で、いろんな曲を歌っていきたいという意欲がすごく強くなってきているので、演歌を軸にいろんなジャンルの曲にチャレンジしながら、自分の音楽の幅をこれからどんどんどんどん広げていきたいなと思いますし、そしてお笑いも大好きなので、演歌第7世代の皆さんと一緒に、たとえば新喜劇も大好きなので、新喜劇に挑戦するとか、コントをやってみるとか、そういったまた音楽とは違う楽しみ方というのもどんどんこれから皆さんと一緒に、皆さんと一緒だからこそできることもあると思うので、若手演歌歌手一丸となって、ぜひ皆さんと一緒に演歌界を盛り上げていけるようにお笑い面でも挑戦できればなと思っています。
――今後挑戦したいことは?
新浜:演歌第7世代というキッカケを頂いて、同世代でも演歌歌謡を盛り上げさせてもらっているので、一緒に力を合わせて演歌歌謡を盛り上げるというところはもちろんなんですけど、ずっとデビューから大切にしている令和を代表する歌い手にというところを何としても皆さんに届けられるように、歌はもちろんなんですけども、演技であったりとか、それこそSNS、そして時にはバラエティーであったりとか、いろんなことに挑戦する新浜レオンでありたいなと思いますので、これからも新浜レオン、応援しておくレオン(笑)よろしくお願いします(笑)“レオン語”大流行しているんですよね、今(笑)いろんなところで大流行しているんですよね、なんか首かしげていますけど(笑)
新浜:一番簡単で言いますと、“きょうも1日がんばレオン”。そして皆さん“きょうも1日おつかレオン”。でもやっぱり“皆さんといると幸せ、あふレオン”。でも“新浜レオン今日、おしゃレオンでしょ?”まだまだキリがないぐらいたくさんあるんですけど、どうかこの“レオン語”を通じて、新浜レオンを知っていただきたいんですよね。いつも寝る前はレオン語、はやレオン、はやレオンって…眠レオンしています(笑)
――目指すは流行語大賞ですか?
新浜:そこですよ!もう必ず新浜レオンのレオン語が、流行語大賞、夢じゃないですよ。目標ですから、今10段階で言うと0.1段階ぐらいまで来ているので(笑)これ一歩一歩積み重ねていきたいなと思っています。がんばレオン、お願いします(笑)
【Profile】
■新浜レオン 1996年5月11日、千葉県白井市出身。小学、中学、高校と野球一筋に打ち込み将来の夢はプロ野球選手だった。高校在学時はキャッチャーでキャプテンを務め、千葉県ベスト4。2019(令和元)年、『離さない 離さない』でメジャーデビュー。第61回日本レコード大賞新人賞を受賞。演歌歌謡第7世代の代表として注目され、9月28日に新曲のCD『ジェラシー ~運命にKissをしよう~』をリリース。2023年5月には自身初となる東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYA(旧・渋谷公会堂)で5周年記念コンサートを開催する予定。
■辰巳ゆうと 1月9日、大阪府出身。特技は野球・料理・バルーンアートなど。祖父の影響で小さい頃から演歌を聴いて育つ。2018 年『下町純情』でデビューし、第60回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。演歌第7世代のメンバーとして注目されている。2021年8月に行われたコンサートの様子を収録した初の映像作品となる Blu-ray・DVD・CD『辰巳ゆうとコンサート 2021~そして、これから~』を 9月14日にリリース。
新浜レオンの過去インタビュー第一弾はこちら
https://www.entax.news/post/6t1hbft5hq9t6zq3.html
新浜レオンの過去インタビュー第二弾はこちら
https://www.entax.news/post/202209271000.html
辰巳ゆうとの過去インタビューはこちら
https://www.entax.news/post/837lpmnnwws5xe74.html