『DASH』日本屈指の漁場“玄達瀬”で全長95cmの『海のスプリンター』を釣り上げ大歓声

TOKIOの城島茂が、岸優太とAぇ! groupの‎草間リチャード敬太と共に30日放送の『ザ！鉄腕！DASH!!』に出演。日本各地で獲れる巨大生物をおいしくいただく人気コーナー『DASH巨大食堂』では、福井県沖で獲れる巨大魚“海のスプリンター”、“日本海のレッドモンスター”を釣り上げるべく奮闘した。

城島らが今回釣りを行うのは、日本屈指の漁場、福井県沖の『玄達瀬（げんたつせ）』。そこは、海底の岩山、いわば断崖絶壁のような場所で、潮に乗ってぶつかってきたプランクトンが集まり、それを餌として魚が寄ってくるという。早朝5時から出港し、1時間かけて釣り場へ到着すると「海のスプリンターとレッドモンスター釣り上げようね！」と城島が声をかけ士気を高めた

今回使用する釣道具は、魚がヒットすると音で知らせ、ストッパーが作動するハイテクなもの。ただ、音が鳴ると瞬時にレバーを上げ、糸を巻く必要がある。“ピピピ！”と電子音が響きわたるものの、撮影に使う小型カメラから発せられる音だと分かると城島が「ややこしいな」と思わず笑いながらつぶやく一幕も見られた。

ヒットが見られず糸を引き上げていると、今回ターゲットとなる魚ではないものの『イサキ』をゲットした岸。さらにリチャードの竿も反応したが、引き上げるタイミングが一瞬遅れたのか逃げられてしまう。すると次のヒットでは反省を活かしたリチャードが即座に引き上げ獲物の『シイラ』を釣り上げた。ターゲットの魚ではないものの城島も「流れいいよ」と語り、船内も良い空気に。

そして、その良い流れで今度は岸の竿が反応。即座に引き上げるもなかなか引き込む強さが強く「何、このしなり！」と驚く城島を横目に、乗船する漁師さんの手も借りつつなんとか釣り上げた。その魚こそが“海のスプリンター”こと『ヒラマサ』であった。全長95cmの大物に、船内のボルテージは最高潮に盛り上がったものの大きすぎるが故に筋肉が発達しすぎ口当たりも悪くなるため漁師さんいわく「おいしくはない」とのこと。

その後も、魚がたくさんかかり入れ食い状態は続くが、肝心の“レッドモンスター”を釣り上げることはできず雨が降ってきてしまう。悪い空気を打破すべくリチャードは中西保志の『最後の雨』を熱唱。すると本当に雨が止み、時間的にもラストチャンスに託した。

そして、釣行終了間際に岸が釣ったのは、全長50㎝を超える海の王様『マダイ』。実は玄達瀬では80㎝を超える超大物のマダイを“レッドモンスター”と呼び、全国から釣り人が訪れる。レッドモンスターの子どもではあったが、劇的な展開に城島も「ドラマみたいな終わり方！」とコメント。

陸に戻ると、釣り上げた魚、総重量23kgで巨大海鮮丼を作り、出演者やスタッフ、地元の方々にも振る舞った。海鮮丼を口にした人達は「おいしい！」「うまい！」「最高の海鮮丼！」となかなかの出来で、一行が釣り上げた魚は、地元の人々のお腹を満たし、笑顔をもたらした。

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写真提供：（C）日テレ