カズレーザー “宇宙人がいる根拠を隕石(いんせき)から発見!?”に感動「科学の進歩に震える」
2023.7.6 13:15お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が4日に放送された。この番組では、知ればきっと人生が変わるような新知識を最先端の研究者から学びまくる。
今回は、『最新科学で解明!宇宙人は本当にいるのか?』と題して、『太陽系の星「エウロパ」に地球外生命体がいる!?』、『世界初!!宇宙人がいる根拠を○○から発見!?』、『宇宙人の電波を感知せよ!SETI』という3つの観点で講義を受けた。
『世界初!!宇宙人がいる根拠を○○から発見!?』という講義では、地球に落下した隕石(いんせき)から、地球上の生命の遺伝子を構成する物質が検出されたことで、生命の起源が宇宙からもたらされた可能性があると専門家が報告した。
そもそも地球上の生命はすべて遺伝子を有しており、その構成に欠かせないのが『核酸塩基』と呼ばれる物質。この物質が隕石に含まれており、さらにその成分濃度が、地球外の小惑星から採取したサンプルのものともほぼ同じで、遺伝子の材料は宇宙で作られた可能性が高いとされる。そしてこの物質は、『星間分子雲』という星が誕生する場所で作られているのでないかといわれており、この星間分子雲は宇宙空間に多数存在することから、太陽系以外でも生命の種のもととなる核酸塩基が生成されるかもしれないという仮説が立つそうだ。この核酸塩基が宇宙のあちこちで作られることで、地球以外でも生命が誕生しているかもしれないという。
スタジオでは、宇宙のどこかに地球の生命と同じ物質で作られた生命がいるかもしれないとトークが盛り上がり、アン ミカが「私たちの命が“材料”っていう観点で見たことがなかったので、自分たちが宇宙から来たもので生命ができて、宇宙も果てしなく同じ材料を基本とした生命がいるかもと思うと壮大な気持ちになりました」と感想を述べると、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二も「親近感が湧く」と共感した。タレントのゆうちゃみは「(地球外生命体に)マジ会ってみたい。友達になりたい。飲みに行きたい!」と続けた。
カズレーザーは専門家の解説の中で登場した馬頭星雲(星間分子雲の1つ)について、「子どもの頃、学研とかの“図鑑宇宙”ってやつで見て“ここで星が生まれるんです”ぐらい書いてあったんですよ。“ああ、そうなんだ”って思ってたんですけど、そこから何十年も経って、“そこで生まれたものの中の素材で生命が生まれるかもしれません”というのを聞いて、この間にこんなに科学って進歩してんだっていうのにまず震えて」と、過去の知識と新たな発見の情報がつながったことに感動していた。