『夫婦が壊れるとき』浮気相手が出産決意「彼は必ず私を選びます」 SNS上は“どっちを選ぶかワクワク”と話題に

2023.5.7 19:00

5月5日深夜、日本テレビ系金曜ドラマ『夫婦が壊れるとき』の第5話が放送された。

陽風台クリニックの副院長・陽子(稲森いずみ)は、夫・昂太(吉沢悠)と子供の3人で幸せに暮らしていたが、夫が隠していた別のスマホから佐倉理央(優希美青)との浮気を知り、さらに妊娠していたことも明らかに。

理央の中絶手術も決まり、これを機に全てを終わらせたい陽子は、浮気のことを問い詰めた。これに対し、しらばっくれる昂太に「ウソはやめて、これ以上傷つけないで」と言い放つと「傷ついたのは俺の方だよ」と逆ギレ。さらに、浮気のことを“思い込み”だと言い放ち、陽子は口では「そうね」と合わせたが心の中で「この、クズ」と罵った。

その後、同僚で産婦人科医の相沢佳奈子(内田慈)に電話をかけ理央の妊娠を昂太に伝えるように命じる。陽子の策略通り、妊娠を知らされた昂太は、慌てて理央の家へと向かった。離婚しない昂太に嫌気がさして一度は突き放した理央だったが、改めて「いつまでも愛人は嫌」と告げ「私が大切にしているもの、あなたも大切にして、それができないなら全部おしまい」と決断を迫った。

一方、クリニックでは、理央の妊娠を夫の昂太に伝えて「どうするつもりなの?」と佳奈子が聞くと「子供の父親なんだから責任取るのは当然でしょ」と返答。さらに「“大切なのはどっちを選ぶのか”ということ、私を選ばないなら別れる」と陽子もまた昂太の決断を企てていた。これにはSNSでも「どっちを選ぶのかワクワクする」と言う意見も見られた。

久々に昂太の母・由紀の入院先にお見舞いに来た陽子であったが、主治医の大庭(長谷川初範)から「そろそろ覚悟したほうがいい」と体調が悪化していることを聞かされた。そして母からは「昂太にとってあなたと凪(昂太の息子)だけが全てなの」と言葉をかけられ、咳き込みながら「私がいなくなってもあの子のことお願いね。本当に息子のことをお願いします」と涙ながらに語った。この母の言葉に、帰宅後も昂太への怒りや復しゅう心と混ざり感情の整理が追いつかない陽子であった。

クリニックには、彼氏からのDV被害のため一時的にホテルに住まわせている芽衣(結城モエ)が診察に訪れた。芽衣は「何かあったら次は私が先生を助けるから」と気遣い、「母親の手に似てる」と言いながらハンドクリームを塗ってあげる場面も。浮気相手の妊娠のことまで心配してくれる芽衣に「今日で終わるわ」と語った。

しかし、その後、中絶手術の予定であるはずの理央が現れた。「どうして」とけげんな反応を見せる陽子に、堂々と「産むことにしました。彼が約束したんです。“2カ月以内に奥さんと離婚する”って」と不適な笑顔を浮かべながら断言した。これにショックを受け泣き始めたように見えた陽子だったが、理央は笑いながら「ごめんなさいね。だって、浮気する男の言うこと信じきってるから」と言い放った。ただ理央も負けずに「浮気じゃありません」と応戦し「彼、私のことを2年間一途に愛してくれていますから」と続けた。最後に「彼は必ず私を選びます」と自信満々に語りそのまま去っていった。

理央が昂太の子供を出産するつもりであることに加え、3カ月前からだと思っていた昂太と理央の関係が2年前からと知り、診察室で取り乱していると、陽子の元に患者の神崎(奥田洋平)がお礼を言いに来診に。陽子にアドバイスされた通りに脳腫瘍であることを隠さず妻に打ち明けたところ、治療に対して夫婦で立ち向かう目標を持つことができたとのこと。「気持ちが楽になりました」と笑顔を見せる神崎に陽子は、離婚を考えていることを打ち明けた。弁護士でもある神崎が離婚して手放したくないのは「家、親権、それとも財産?」と聞き出すと、陽子は大きく目を見開いて「全て」と答えた。ネット上では「陽子さんの余裕が前面に出ていて良い」、「陽子さんのように強い女になりたい」との感想も。次回第6話では、失いたくない“全て”を自分のものにすべく、昂太に悟られないよう離婚へと動き出す陽子であったが…

『夫婦が壊れるとき』
日本テレビ「金曜ドラマDEEP枠」
毎週金曜 深夜24時30分〜24時59分(日本テレビほか)※TVer・Huluでも配信
※一部、放送時間変更の場合あり。
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写真提供:(C)日テレ

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