映画『リトル・マーメイド』主演声優・豊原江理佳 大阪から三重まで「自転車で家出」　高校時代の思い出明かす

【ZIP!×entax】

ディズニーアニメの名作を実写化した映画『リトル・マーメイド』。

来月公開の日本語吹き替え版の声優を務める木村昴やミュージカル俳優・豊原江理佳らが登場したお披露目イベントの様子が2日放送の日本テレビ系、朝の情報番組『ZIP!』で放送された。

主人公の人魚姫・アリエル役に抜擢された豊原は、2008年に『アニー』でデビューしたミュージカル界のニュースター。イベントでは、『リトル・マーメイド』の劇中歌“パート・オブ・ユア・ワールド”を熱唱した。

『ZIP!』のインタビューに豊原は、「フルオーケストラで歌うのが初めてなので、楽しくもあり、後ろから圧倒されながら…。めちゃくちゃ緊張しました」と、子どもの頃から聴いていたという名曲に感激。

アリエル役に決まった時の心境を聞かれると、「4月の解禁までは友人とかには言えなかったので、ずっと黙っていて、“早く言いたい！”と思いながら…。最初に母に電話しました。“あー！”みたいな感じじゃなくて、“そうか、おめでとう”みたいな(笑)　もうちょっと“わー！”って言ってほしかったんですけど」と、喜びを静かに噛み締めていた母とのエピソードを明かした。

さらに、掟を破って人間界に近づいてしまったアリエルになぞらえて、人生で破ってしまった“掟”を聞かれると、「高校生の時に家族とケンカしちゃって、家出したんですけど。パソコンの授業があったんですけど、ちょっと嫌で、どうしても。制服を着て“行ってきます”って言ってそのまま自転車で家出したんです。大阪から奈良の山を越えて三重県まで行ったんですけど、最後は親に電話して“迎えに来て。ごめん。”みたいな…」と、青春時代の思い出を明かした。

他にも、俳優を目指してアメリカ留学した時の苦い思い出や挫折などを語ったインタビューは動画をチェック！

写真提供：（C）日テレ