マーベル最新作『サンダーボルツ*』 ワールドプレミアが開催! セバスチャン・スタン「暗い時期をどう乗り越えるかという部分に共感してもらえるはず」

2025.4.30 17:45
映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミア

マーベル・スタジオが贈る最新作『サンダーボルツ*』。このたび、アメリカ・ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催され、フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、デヴィッド・ハーバー、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス、ルイス・プルマンら主要キャスト陣、製作総指揮のケヴィン・ファイギやジェイク・シュライアー監督ら製作陣が華やかな装いで登場した。

世界に迫りくるどんな脅威にも勇敢に立ち向かい、人々を守り続けてきた偉大なるヒーロー集団〈アベンジャーズ〉。世界中の人々にとって希望の星として輝き続けてきた彼らだが、それとは正反対の人生を歩んできた、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、〈超クセ強な無法者〉チーム〈サンダーボルツ*〉のメンバーらにとっても、大きな影響を及ぼす存在だった――。ロシアの暗殺者養成機関で育ったエレーナにとっては、アベンジャーズとして活躍した“姉”のブラック・ウィドウ/ナターシャ。悪の組織に洗脳され暗殺者となるも、現在は国会議員で〈サンダーボルツ*〉のまとめ役を務めることとなったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズにとっては、親友であり、初代キャプテン・アメリカとしてアベンジャーズを率いたスティーブ・ロジャーズ。彼らのような“ヒーローこそが正義”だと本心では分かっていながらも、様々な事情から、“ヴィラン”として悪事に手を染めるしかなかった〈サンダーボルツ*〉。変えられない過去がある彼らにとって、〈アベンジャーズ〉の存在は眩くもあったのかもしれない。しかし、そんな〈アベンジャーズ〉はもういない…。

過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、〈超クセ強な無法者〉チーム〈サンダーボルツ*〉。その誕生を描く本作の公開に先駆け、現地時間4日28日(月)にアメリカ・ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催された。フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、デヴィッド・ハーバー、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス、ルイス・プルマンら主要キャスト陣、製作総指揮のケヴィン・ファイギやジェイク・シュライアー監督ら製作陣が華やかな装いで登場。さらにスペシャルゲストとして、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(‘22)でアメリカ・チャベス役を演じたソーチー・ゴメスや“2代目ファルコン”として『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(‘25)に出演したダニー・ラミレスなど豪華顔ぶれも一堂に集い、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に繋がる重要作の完成を盛大に祝福した。

映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミア
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映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミア
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会場となったのは、劇中に登場する車両のモデルや着用衣装の展示などで『サンダーボルツ*』一色に装飾されたハリウッドの中心になるドルビー・シアター。歴代マーベルヒーローや、今後の活躍にも期待がかかる新チーム〈サンダーボルツ*〉をイメージした衣装に身を包んだ熱狂的なファンたちが集い、熱気に包まれる中、『サンダーボルツ*』の豪華キャスト&製作陣がカーペットに登場すると、黄色い歓声があがった。

映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミア
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映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミア
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アベンジャーズとして活躍したブラック・ウィドウ/ナターシャの“妹”であり、ロシアの暗殺者養成機関で育ったエレーナを演じたフローレンス・ピューは、華やかなパステルグリーンのドレス姿で登場。「面白いことに、映画を作っているときから“これは特別な作品になる”ってみんなが感じていたんだよね。そして初めて完成版を観たとき、“やっぱり特別なものだ”って確信が持てた」と裏話を明かしたピューは、早くも絶賛の声が相次いでいることについて、「今ようやくそれが世の中にも伝わって、自然と話題になって、良い反応が生まれているのを聞くと、本当に満たされる気持ちになるの。もうすぐみんなが実際にこの映画を観られると思うと、すごくうれしいわ」と笑顔。

映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミアに出席したフローレンス・ピュー
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本作の見どころについて、ピューは「“完璧なヒーローが完璧なことをする”のではなく、“ヒーローではない無法者たちが、自分の人生で起きている様々なことにダメダメながらも立ち向かっている”ところ」と説明。「特に最初の45分間、彼らは何をするにも苦戦していて、チームとしても全然まとまってない。でもそこが面白い。(観客たちは〈サンダーボルツ*〉に)自分の姿を重ねて見ることができるかもしれないし、彼らが暗い時期をどう乗り越えるかという部分にも共感してもらえるはず」とも話し、メンバーそれぞれが不完全で共感しやすい存在だからこそ、チーム〈サンダーボルツ*〉は魅力的なのだとアピールした。

映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミアに出席したフローレンス・ピュー
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また、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンは、スタイリッシュなスーツ姿で登場。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(‘11)以降、マーベル・スタジオ作品に出演し続けてきたスタンは、大勢のファンたちを前に「ここにいるなんて信じられないよね。でも、本当に楽しい時間を過ごせたし、このグループは信じられないくらい才能があって面白くて……だから、なんていうか、希望を感じてるんだ!」と笑顔。ついに公開となる最新作については「きっと多くの人がこの映画を気に入ってくれるんじゃないかな。ほろ苦くもあり、ワクワクもするような気持ちになる」と期待を語る。そんな本作の注目ポイントについてはピューと同様、“共感”をテーマに挙げ、「『サンダーボルツ*』がこれまでと違うのは、キャラクター全員がすごく共感しやすくて、立体的で、感情をむき出しにしているところだと思うんだ。それがこの作品の核心なんじゃないかな」とコメント。

映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミアに出席したセバスチャン・スタン
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そんなチーム〈サンダーボルツ*〉だが、既にそのキャストの多くが、来年全米公開予定の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』へ出演すると発表されている。「アベンジャーズ」新章との繋がりに期待するファンたちに対し、スタンは「彼らの未来がどうなるのか、それはこれからのお楽しみだね!」と〈サンダーボルツ*〉のこれからの活躍を予感させるメッセージを贈った。その他、ピューらと共に本作を作り上げたジェイク・シュライアー監督や、本作を含むマーベル・スタジオ全作品の製作総指揮を務める最重要人物ケヴィン・ファイギもファンたちと交流。1日限りのプレミアムなイベントは幕を閉じた。

映画『サンダーボルツ*』ワールドプレミアに出席したセバスチャン・スタンとケヴィン・ファイギ
セバスチャン・スタン、ケヴィン・ファイギ
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映画『サンダーボルツ*』は2025年5月2日(金)より日本公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式HPはこちらから

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