黒島結菜 「朝ドラやって変わりました」俳優人生13年目の思いを語る
2025.4.28 11:20
俳優の黒島結菜が、24日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。様々な作品で活躍する彼女が、今回はポルトガルを訪問。旅のなかで自身が役者として大事にしているスタンスについて語った。
15世紀半ばの大航海時代で、交易の中心地であったポルトガル。いくつかの街を巡ってみると至るところに歴史を感じさせる建造物が残る。黒島は旅先で建物を見て回るのが好きと言い、かつてそこにどんな人たちが、どんな思いでどう過ごしていたのか、思いをはせる。想像力を働かせることは、役作りでも大事にしているという。
「セリフだけしゃべってると、それだけになっちゃうけど、たとえば自分の役が使っている部屋で撮影するとかだと役を考えられる。そういう、ものを見て感じるものってお芝居にはあると思ってる」と、ただ演じるだけでなく、自身の演じる役に没入することで、より見る者の心を動かせると語る。さらに、「こういうのが直結してるかどうか分からないんですけど、現場に行っても場所で感じたい」と話し、現場の空気を感じながら柔軟に演じ方を模索するのだとか。
さらに、黒島が大事しているものが作品を皆で作るという意識。2022年に朝ドラのヒロイン役を演じたことが、そのことを意識するきっかけと言い、「朝ドラやって変わりました。前は現場の一部で俳優っていう役割みたいな感覚でいたんですけど、本当に主演の人の雰囲気で現場って大きく変わるなって思うから。人見知りだけど…なるべくこう、話しかけたりとか、楽しい現場作りしたいなって思って」と話し、「私自身が心から楽しまないと、楽しい現場にならない」と続けた。

役者の道に進み、今年で13年。黒島は俳優という職業について「人との出会いがたくさんあるのがいいのかも」と言って照れくさそうに笑う。「人見知りとか言ってるけど、再会が一番うれしいですね。一回仕事して、また作品呼んでもらえた時とか」と話す。また「私自身もまた会える、再会できるのってすごいうれしいなって思うから、共演者もそうだし、スタッフさんとか。また一緒に仕事したいって思ってもらえるような人にはなりたいなとは思ってます」と、作品に関わるすべての人との出会いを大事にしたい、そんな自身の思いを口にした。
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