【先週読まれた人気記事】カズレーザー “陽キャ”の体からはいいニオイが出ていた?最新研究で判明した、甘い香り「ハッピーオーラ臭」とは
2025.4.26 12:10
カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』15日に放送された。今回は『春の新生活!人に好かれる最新科学SP』。『第一印象は体臭で決まる!人に好かれる皮膚ガス緊急チェック』という講義では、東海大学の理学部教授、関根嘉香(せきねよしか)氏が登壇。最新研究で判明した、“ハッピーオーラ臭”について解説した。
皮膚ガスとは、人の体の表面から出ているガス(揮発性物質)を指し、その数は800種類以上。食事や体調、精神状態の影響を受け1日の中でも大きく変化し、そうした皮膚ガスのバランスが、人それぞれの体臭になって現れるという。関根氏によると、体から発せられるニオイは直接に相手の脳に伝わり、感情や記憶と深く結びつくそうで、実際に20歳以上の男女約800名を対象にした調査結果では、回答者のうち8割以上が、相手のニオイが人間関係に影響すると答えたという。
ニオイのベースとなる皮膚ガスに正しく対処できれば、嫌なニオイを抑え、いいニオイで人間関係もよくできる可能性があるということで、関根氏が紹介した皮膚ガスが、昨年12月に新たに発見されたという、ハッピーオーラ臭『オクタナール』。フルーツのような甘い香りが特徴だという。

「なんでハッピーオーラ臭になるんですか?」と浮所飛貴(ACEes)が聞くと、その理由はオクタナールが楽しく笑ったときに増加するからだという。これは、昨年の12月に学会で発表されたばかりだそうで、関根氏は「楽しい気分になって笑うことで体に良い影響を及ぼし、オクタナールなどの良いニオイ成分を増やす、そのように考えられています」とのこと。さらに、「普段から楽しんでよく笑うような方、いわゆる“陽キャ”っていうんでしょうかね、そういった方はね、割とこのオクタノールが多いんじゃないかなと思っています」と続けた。
そんなオクタナールは、出演者たちの体からはどのぐらい発生しているのか。成人した男女の平均値は2.6程度というが、結果を見てみると、なんと全員がその基準値を下回る結果に。一番高いタイムマシーン3号・関太でも1.7、島崎遥香と岩田絵里奈アナウンサーにいたっては0.89、0.61と、かなり低い数値。関根氏によると測定する状況によってかなり変化するといい、実際に笑っているときに検査すれば、結果が変わる可能性もあるとのこと。そこで今回は、測定結果の低かった島崎と岩田のふたりが実験に参加。楽しく笑うだけで本当に良いニオイが増えるのか、検証した。