中学校の性教育の授業時間は年間で約3時間…大久保佳代子「記憶にあるのが、女子だけ視聴覚室に集められて…」子どもに向けた性教育はどうあるべきか

2025.4.24 10:15
大久保佳代子の写真

4月22日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは性教育”。小学校高学年から高校生程度の子どもに向けた性教育についてDEEPに語り合った。

日本の中学校における性教育の授業時間は、平均すると年間で約3時間。これは諸外国と比較しても格段に低い現状だという(中学校で行う性教育の時間「池谷壽夫らによる2017年調査」)。さらに近年、10代の予期せぬ妊娠の相談や、性被害に遭う子どもが増加傾向にあり、文部科学省も“子どもが性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないための教育が必要”としている。

街の皆さんに話を聞くと、「息子が小学3年生で、娘は小学1年生になるんですけれども。女の子に生理があることを、男の子に何歳に教えるのかとか、誰かに教えてもらいたい」というお悩みが聞かれた。

スタジオでは、21歳長男、10歳長女、9歳二女、2 歳二男の父・ユージが「長男に関しては小学校くらいのときに一度話しました。妻が、“男の子だからあんたが話すべきだよ”って言って、そこで初めて話しました」と性教育のきっかけを明かし、「入り口が難しくて、“なんて話したらいいんだろう?”って思って、“子どもってどうやってできるか知ってる?”って聞いたんですよ。そしたら“キスでしょ”って言ってたんですよ」と長男の返答に驚いた様子。

ユージと上田晋也の写真

続けてユージは、「すごい具体的に言ったわけじゃないんだけども、“子どもが今のあなたにできたらどう大変か”とか、“今、親がどう関わらなきゃいけないか”っていう、その大変さを伝えました」と、初めての性教育を振り返った。

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