IMP.  初の単独ライブツアー『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』を完走! 佐藤新「幸せな時間をありがとう」

2025.4.14 21:50
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』

7人組グループIMP.が初の単独ライブツアー『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』を完走。さらに神奈川公演の模様をプライムビデオで界配信されることが決定した。entaxでは、12日に千葉・市川市文化会館 大ホールにて行われた公演の模様をお届け。

IMP.が、初の全国ツアー『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』のファイナル公演を、4月12日(土)、13日(日)の2日間にわたって千葉・市川市文化会館 大ホールで開催。
開演前、待ち焦がれた観客から“IMP.コール”が自然と沸き起こり、会場は早くも期待感に満ち溢れる。暗転後、壮大なSEと映像が流れ、スモークとレーザーの中から黒一色のワイルドな衣装に身を包んだ7人が登場。一人ひとりにスポットライトが当たる度に歓声が飛び交う中、ダークな雰囲気漂う『Out of Focus』でライブはスタート。しなやかなダンスと心地の良い低音で、初っ端から観客をIMP.の魅力に引き込んでいく。

IMP.の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』

シャンデリアの割れる音を合図にスタートした、『BAM-BOO』で早くもエンジンは全開に。影山拓也が「行くぞ!」と叫ぶと、客席からは大きな声援が。横原悠毅がアグレッシブな歌声を響かせたかと思えば、基俊介はパワフルな動きでステージを飛び回り、鈴木大河はクールな表情と洗練されたダンスを披露。

IMP.の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』
IMP.基俊介の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP.基俊介

続く『ROCKIN’ PARTY』で、さらにテンションは上昇。ステージ前方からCO2が勢いよく噴き出す中、迫力満点のダンスとボーカルを叩きつける7人。その勢いのまま『Into The Wild』へ突入すると、佐藤新が「一段と強くなって辿り着いたぜ、千葉! 全力で来い!」と勇ましく煽り、メンバーのパフォーマンスにも、より熱がこもっていく。影山の力強い歌声や椿泰我の鋭いラップも飛び出し、松井奏は長い手足を活かしたダイナミックなダンスで魅せる。

IMP.佐藤新の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP.佐藤新

息もつかせぬほど熱いオープニングだったが、その空気は佐藤と松井による『Go Crazy』で一変。2人が妖艶な表情を浮かべながら見つめあったりと、一気に大人っぽいムードに。また、松井が「なにしよっか?」と笑みを浮かべて問いかけ、佐藤が「めっちゃ甘えたい気分」と甘い台詞を囁くと、ファンからは大きな歓声が上がった。

IMP.松井奏&佐藤新の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP.松井奏&佐藤新

そのまま『Masquerade』『Lady Dangerous』とチルなナンバーを続けて披露。静かなサウンドの中でも躍動感溢れるダンスと、吐息や指先にまで神経を行きわたらせたような繊細なパフォーマンスで観客を引き込んでいく。その後も、蝶々が飛び交う宇宙のような幻想的な映像をバックに届けた『Butterfly』、和のサウンドが印象的な『SYNERGY~以心伝心~』と多彩な楽曲を続けて投下。

IMP.の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』

ポップで元気なナンバー『SHAKE ME UP』では、メンバーが一階席の通路に登場。観客と視線を合わせたり手を振ったりする度に、客席からは笑顔と歓声が飛び交った。新曲『Cheek to Cheek』を披露した際は、なんとスクリーンに“撮影OK”の文字が表示され、思いがけないサプライズに歓喜する観客。彼らの最新のパフォーマンスをカメラに収めつつも、中毒性のあるキャッチーなメロディに合わせてペンライトを振って盛り上がった。

IMP.の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』

MCでは、横原が手配したキッチンカーのクレープをみんなで食べたという話題に。鈴木と影山は2つもクレープを食べ、松井は自分のクレープをみんなに食べられてしまい、佐藤は至近距離でクレープを作るところを見ていたら顔にクリームがついたというキュートな裏話も披露され、会場は笑いに包まれた。その流れのまま、甘いバラードソング『Ice cream』へ。観客一人ひとりに向けられたような、心のこもった歌声がホールいっぱいに響き渡った。

IMP.松井奏の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP.松井奏

ここで、IMP.オフィシャルYouTubeの撮影がサプライズスタート。ツアーを通して各地で様々な企画を撮影してきた彼らだが、今回はリコーダー演奏にチャレンジすることに。各メンバーが割り当てられた一音を担当し、全員で「幸せなら手をたたこう」を演奏するのだが、パフォーマンス中とは打って変わって失敗を連発。観客は爆笑しつつもあたたかい声援を送り、その声を受けて気合いを入れなおした7人は、何度目かのチャレンジで見事成功。会場は大きな拍手に包まれた。ステージセットの2階に影山と横原が登場して歌い始めたのは、2人のユニットソング『それでいい。』。温かく伸びやかな影山の歌声と、抑揚のはっきりした力強い横原の歌声が生み出す唯一無二のハーモニーは、切なくも優しく観客の心に染みわたっていく。

横原悠毅&影山拓也の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』横原悠毅&影山拓也

続く『T.T.M.』では、基、鈴木、椿がエッジの効いたラップを叩きつけ、ギラついた視線で客席を射抜く。観客も懸命にペンライトを振って彼らの熱に応え、ライブのボルテージはどんどん上がっていく。

IMP. 鈴木大河&椿泰我&基俊介の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP. 鈴木大河&椿泰我&基俊介

『Tricky』で勢いをつけたあとは、『Breakthrough』『NINNIN JACK』でさらに白熱したパフォーマンスを披露。一糸乱れぬ7人のグルーヴと力強いダンス、洗練されたボーカルで会場を魅了。疾走感あふれる『CHASE』を白いペンライトの海の中でエモーショナルに歌い上げたあとは、『CRUISIN’』『SWITCHing』とキラーチューンを連発。ウィンクをするメンバーの顔がスクリーンに映し出される度、割れんばかりの歓声が沸き起こった。興奮冷める間もなく、『ミチシルベ』へ突入。観客からは「Hey! Hey!」と力強いコールが飛び、ラストスパートへ向かって最高潮の盛り上がりを見せる。そして本編ラストは、グループ名を冠した大切な一曲『IMP.』。

IMP.鈴木大河の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP.鈴木大河
IMP.影山拓也の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP.影山拓也

強い意志を示すような燃え盛る炎の映像を背負い、最後の最後まで情熱的な歌声を届けた。鳴りやまない声を受けて始まったアンコールでは、なんとメンバーが2階席の通路に登場。あちこちから歓声が上がる中、『Backbeat』を歌いながら、前方から後方まで客席の隅々にまで足を運びファンと交流。幸せなムードでいっぱいになったところで、この日のラストソング『AKANESASU』へ。曲の終わりには、佐藤が「今日は僕らに幸せな時間をありがとうございました」と感謝の思いを伝え、影山が生声で「俺たちが!」と叫んだのを合図に、観客が「IMP.!」と全力で声を合わせた。感動的な一体感が生まれる中、金テープが盛大に降り注ぎ、締めくくりを祝福するような美しい光景と共に幕を下ろした。

IMP.横原悠毅の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP.横原悠毅
IMP.椿泰我の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』IMP.椿泰我
IMP.の写真
『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』

なお、今年の2月に開催された『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』神奈川公演の模様がプライムビデオにて世界配信されることが決定。2025年5月2日(金)0時から配信される。

IMP.の公式HPはこちらから

ⒸTOBE Co., Ltd.

キーワード

ジャンル

  • エンタメ
  • 音楽

関連記事

おすすめ記事

ジャンル