ウエストランド河本太　“芸人を辞めなきゃ戻らない” 2年間の別居生活の末、M-1優勝を喜ぶ家族に感謝

昨年のM-1グランプリ王者、お笑いコンビのウエストランドの井口浩之と 河本太が23日放送の『おしゃれクリップ』に出演。河本が芸人として売れない時期に妻と別居していた事実やM-1優勝時の家族との秘話を明かした。

学生時代から、とにかく目立ちたがり屋だったという河本。意外にもモテていたと振り返り、「高校生の時に彼女はいたので、その人が、今、嫁さんなんですけど」と、高校時代サッカー部で2歳年下のマネジャーと付き合い、結婚に至ったことを告白。

そんな河本は、「子どもも（結婚の）次の年に生まれて、でも芸人の仕事もないし、バイトも続かなくて。なかなか収入が安定せずに」と混迷の時期を思い起こし、「妻もね、子どもがいますから、とうとう愛想を尽かして出て行っちゃって、別居して。“芸人を辞めなきゃ、戻らない”。でも芸人辞める気なかったんで」と、2年間の別居生活を告白。しかし、奥さんから“正社員になるなら、芸人続けても家に戻る”という譲歩案を受け、正社員兼芸人としての生活を送り、家族が戻ってきたことを明かした。

河本が出る番組を一切見ないという河本家。「やっぱり応援してなかったので、（M-1の）決勝の日までは。“さすがに決勝だから見ようか”って言って見てくれて」と話し始め、M-1王者決定の瞬間、家族がテレビを見ている様子を友人が撮影した動画の存在を明かすと、「（妻は）普段、感情を表に出すタイプじゃないんですけど、大きい声出したりとか。その時もう、“うわぁー”って、“キャー”って、見たことのない声出して喜んでるんですね、娘と飛び跳ねて」と感慨深い様子で解説。

優勝の瞬間、誰よりも喜んでくれた家族について河本は、「動画、たまに今でも見るんですよね。お酒飲んだ時とかに見て、大泣きする」と告白すると、相方の井口から「何がしたいんだよ！」と鋭いツッコミが入り、スタジオは大きな笑いに包まれた。

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写真提供：（C）日テレ