高橋由伸、内川聖一らプロ野球OBたちが小学生に野球指導!大谷翔平でも難しい?バッティングの秘けつを伝授

2025.4.8 18:55
高橋由伸の写真

高橋由伸氏、内川聖一氏ら元プロ野球選手たち8人が4月2日(水)、大阪府豊中市で開催された子ども向け野球教室『心をつなぐキャッチボールプロジェクト』に登場。約200人の小学生にボールの投げ方やバッティングなどを直接指導。「これはバッターとして1番難しい」「大谷でも調子が悪いときはだいたい顔が上がっている」など、熱をもってポイントを伝えた。

同プロジェクトは、阪神淡路大震災をきっかけに始まったプロ野球OB戦・サントリードリームマッチのチャリティー活動の一環として実施。野球を通じて、“人と人”のつながりや思いやりの大切さを感じ、心のつながり=“絆”に気づいてもらうことが目的。特別講師として、高橋氏(巨人OB)、内川氏(DeNA、ソフトバンクOB)のほか、桧山進次郎氏(阪神OB)、能見篤史氏(阪神、オリックス OB)、荒木大輔氏(ヤクルトOB)、笘篠(とましの)賢治氏(ヤクルト、広島OB)、西山秀二氏(広島、巨人OB)、久保文雄氏(DeNA OB)が参加した。

『心をつなぐキャッチボールプロジェクト』の写真
プロ野球OBからの記念品贈呈

“野球教室”冒頭は荒木氏や能見氏から正しいボールの握り方、投球フォームのポイントなどが丁寧に説明され、子どもたちは真剣な顔つきで耳を傾けた。続いて数名の子どもたちでキャッチボールを繰り返すと、久保氏は「みんな良い投げ方をしてる。レベル高い!」と絶賛。「将来は全員阪神やな」「阪神ならすぐ試合に出られる(笑)」などとOBが冗談めかす一幕もあり、なごやかな雰囲気に包まれた。その後は子どもたち全員が順番にOBとキャッチボールをしたり、ノックを受けたりと元気に白球を追いかける様子が見られた。

野球少年たちの画像
プロ野球OBとキャッチボールをする子どもたち

高橋由伸の写真
高橋氏

バッティング練習では、高橋氏がその秘けつをレクチャー。「思いきり打ってほしいけど、顔は上げない。これはバッターとして1番難しい」と端的に説明し、「大谷でも調子が悪いときはだいたい顔が上がっている」とメジャーリーグMVPの名前も挙げ、その重要性を熱弁。続いて、高橋氏や内川氏がバッティングの手本を見せ、打球が勢いよくフェンスを越えると、子どもたちからは歓声と拍手が沸き起こった。子どもたちはOBのトスによるバッティング練習を行い、「ナイスバッティング!」「すごいきれいなフォーム!」と間近で指導を受け、いきいきとした表情で楽しんだ。

内川聖一の写真
バッティングの手本を見せる内川氏

桧山進次郎の写真
子どもたちのトスバッティングを指導する桧山氏

また、終盤には野球だけでなく、サントリーからペットボトルの正しいリサイクルの方法について授業も設けられ、笑顔で取り組む子どもたちの姿が見られた。講師として参加した高橋氏は「今日は野球も勉強もしたけど、決められたルールをみんなで守ればチームも上手くいくし、ペットボトルも上手にリサイクルできるし、ルールを守って楽しく過ごしてください」とコメント。内川氏は「今日習ったことは、今日だけでは上手くなりません。今日感じたことを忘れないようにして、これから練習することが大事だと思います」とエールを送った。

『心をつなぐキャッチボールプロジェクト』の写真
ペットボトルのリサイクルについて学ぶ子どもたちと内川氏、高橋氏

『心をつなぐキャッチボールプロジェクト』の写真
(左から)西山氏、笘篠氏、荒木氏

最後、児童代表の6年生からは「憧れの選手の皆さんと一緒に野球をすることができて、一生の宝物となりました。今日学んだことを大切にし、これからの野球人生に活かしていきたいと思います。そして僕も皆さんのような選手になれるよう、一生懸命がんばります」と感謝の言葉が贈られた。

『心をつなぐキャッチボールプロジェクト』の写真

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