Number_i・三宅健・北山宏光・IMP.らが出演 TOBE合同ライブ計約20万人を動員し完走!
2025.4.7 19:00
TOBEアーティストが集結するコンサート『to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~』の大阪公演が4月6日(日)と7日(月)で行われた。entaxでは4月6日(日)公演のオフィシャルリポートを紹介。
昨年も開催し、大盛況のうちに幕を閉じたTOBEアーティストが集結したコンサート『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』。この度、2回目の開催となった『to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~』が東京ドームにて3月6日(木)、7日(金)の2日間、京セラドーム大阪にて4月6日(日)、7日(月)の2日間と開催し、合計約20万人を動員した。また、4月6日(日)の公演はPrime Videoにて220以上の国と地域で世界同時、独占ライブ配信された。
タイトルには“この時代に生きる全員が「主役」であり、全員が「HERO」になれるよう”という意味が込められている。公演には、三宅健、北山宏光、Number_i、IMP.、ISSEI、CLASS SEVEN、wink first(TRAINEE)が出演。昨年よりも出演者が増えライブを盛り上げた。
まずは、各アーティストによるショートパートから開幕。トップバッターはNumber_i。天井に設置された巨大なバルーンに吊られたステージからサプライズ登場し、観客を驚かせると『BON』『INZM_を披露。Number_iが「もっと楽しい時間にしようぜ!」と熱く煽ると割れんばかりの大歓声がドームを包み込んだ。

続く北山宏光は、真っ赤なオープンカーに乗ってド派手に登場。被り物をしたダンサーと共に、客席の間を走りながら、『DON’T WANNA DIE』を歌い上げる。観客を見て優しく微笑みながら甘い歌声を届ける北山に、あちこちから歓声が上がる。『NE:Ø era』ではスタイリッシュなダンスも見せ、早くも会場を興奮の渦に巻き込んだ。

アッパーな空気をガラリと変えたのは、三宅健。アーティスティックな映像からスタートし、『DROP』では大勢のダンサーと共に軽やかに舞い踊る。『iDOLING』ではリズミカルに歌い上げつつも、切なさや儚さを感じさせるエモーショナルなステージを見せた。

IMP.は、「祭りの開幕だ!ついてこい!」と佐藤新が力強く咆哮したのを合図に、パワフルな『ROCKIN’ PARTY』へ。続く『CRUISIN’』では、キュートな振り付けと華やかなパフォーマンスを届ける。基俊介は、本公演が生配信されていることにも触れ、「Prime Videoをご覧の皆さんも楽しんでますか? 僕らIMP.と一緒に幸せになりましょう!」と叫んだ。

ISSEIは、スモークの立ち込める中、ハードなヒップホップソング『Go Getter feat. AK-69』を披露。AK-69とのMVをバックに、自身の野心を込めたリリックをアグレッシブに叫び、鮮烈な印象を刻みつけた。

ISSEI
今年7月に配信デビュー予定の7人組グループCLASS SEVENは、白を基調とした衣装で登場。大東立樹が「みなさまに愛される男たちになるので、ぜひ応援していただけるとうれしいです」とあいさつし、配信デビュー曲『miss you』へ。初々しくも全力さの伝わる姿に、客席からは大きな拍手が送られた。

ここからは、Number_iの演出によるパート。Number_iはシックなソファに座りながら『Blow Your Cover』を大人っぽく聴かせ、IMP.はアクリルキューブを積み重ねたセットからストリート風ファッションで『FLOW』を歌唱。


続いて北山が、番傘とミラーの並ぶ和風かつ幻想的なセットの中『THE BEAST』をヘヴィに歌い上げると、ISSEIは巨大なドクロが並ぶ空間で『BACK DOWN』を歌いつつ、サングラスから鋭い視線をちらつかせる。


ラストに登場した三宅が、巨大なピンクのテディベアが座るセットで歌ったのは、『スーパースター』。キュートかつ毒っけのある表現で会場を沸かせた。
その後、ムービングステージに全員が集結し、観客の頭上を通りながらパフォーマンス。まさに“TOBEのお祭り“といった豪華な光景に会場のボルテージは最高潮に。ALLメンバーによる『スーパースター』では、各アーティストがオリジナルのラップで盛り上げた。


wink first(TRAINEE)によるフレッシュなパフォーマンスを挟み、再び各アーティストのブロックへ。まずはIMP.が現れ、新曲『Cheek to Cheek』を始めとする多彩なナンバーを届ける。『Tricky』で、目まぐるしく変わるフォーメーションと息の合った振り付けを見せたかと思えば、ムーディーな『Masquerade』ではセクシーなダンスと表情で魅了した。


三宅は、燃え盛る炎に囲まれながら登場。スタンドマイクで『ホーンテッド』をロックに歌い上げたあとは、『LoveBottle』でチルなムードに。映像演出とダンサーと共に作り上げる独特の空気で、観客の心を掴んでいく。MCパートでは「みんなと一つになりたい」とドーム全体で巨大なウェーブを作るなど、ファンとの交流も存分に楽しんだ。


またもや客席の間から登場した北山は、新曲『波紋-HAMON-』を熱唱。疾走感溢れるロックサウンドにエネルギッシュなボーカルを加えた、まさに煮えたぎるマグマのような情熱的なステージを叩きつける。さらに『オズモシス』では、ファンとの未来を見据えたような愛にあふれる歌詞を届け、多幸感あふれるムードに。


そして最後は、Number_i。無数のレーザーが飛び交う中、『FUJI』『GOAT』など次々にキラーチューンで畳みかけ、すさまじい熱狂を生みだす。ラストは壮大なメロディアスさも擁する『GOD_i』を熱演。炎や火花の噴き出す演出と共に、フィナーレに相応しい感動的な空間を作り上げた。

鳴りやまない声を受けて始まったアンコールでは、全アーティストがフロートに乗って登場。アリーナを周回しながら、客席の隅々にまで笑顔で手を振り、あふれる感謝の思いを伝えていった。銀テープが華々しく放たれる中、「皆さんの明日が少しでも明るくなりますように」という北山のあたたかい言葉と共に、約3時間の熱いコンサートは幕を閉じた。















