【最終回で奇跡】引き離された真央（齊藤京子）と創（城田優）。“ラスボス”栄治（髙嶋政伸）の強権を制圧したのはまさかの…『いきなり婚』

3月25日深夜に日本テレビ火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」『いきなり婚』の最終話が放送された。

主人公・小柴真央（齊藤京子）は、大手食品会社・スマイル食品に勤める恋愛に奥手な地味目OL。彼氏の高田航太（藤堂日向）に浮気され傷心の真央は、ふと立ち寄ったバーで安藤創（城田優）と出会う。2人はお酒の勢いもあり、その場で結婚。後日、結婚したことを知り最初こそ困惑するものの一途な創の思いが通じ2人は両思いに。

しかし、スマイル食品の社長でもある創の父・栄治（髙嶋政伸）は、創と大手取引先の娘で、真央の同僚でもある東美香（椛島光）との婚約を勝手に決めていた。栄治は真央を解雇し、真央の実家の農園との契約打ち切りをちらつかせる。真央は苦渋の決断で創に離婚を告げ、その帰り道泣き崩れるのであった。そんな真央を福住花乃子と名乗る女性（丘みつ子）が介抱。花乃子は5年前に道で倒れた時、真央の救護により一命を取り留めており、気を落とす真央に「何か役に立てることがあるといいんだけどね」と優しい言葉をかける。

創と別れ実家に戻った真央であったが、それでも、スマイル食品は真央の実家の農家との契約を解除。約束を反故にされてしまった真央は言葉を失う。

その頃、創はスマイル食品の会社創立50周年パーティー会場には姿を見せずに、とある人物と接触。また真央は、いてもたってもいられずパーティーに向かうも部外者のため入場できずにいた。

パーティーが始まりステージに登壇した栄治は、イーストカンパニーとの合併を発表。会場が騒然とする中、突如、栄治の挨拶をさえぎる形で姿を見せた真央は、今回の合併が『みんな笑顔でいただきます』というスマイルカンパニーの企業理念を脅かすものであると訴えかける。続けて真央は、栄治が真央の実家の農家を含む、国内農家を切り捨てようとしていると主張。

栄治は、部下に真央をつまみだすよう指示するが、現れた創が「彼女は正真正銘、私の妻です」と真央を擁護する。さらに創は、栄治に対し今回の合併・改革が投資家やイーストカンパニーの一部の重役のためのものであると、栄治による会社の私物化を指摘。

栄治は、創に「お前はその女に騙されている」と言い放つと、真央が横領によって解雇されたという事実を突きつける。