アニメ『るろうに剣心』 AnimeJapanのスペシャルステージに⻫藤壮⾺、⾼橋李依、内⽥雄⾺らが登壇 第3期の制作も決定!
2025.3.26 13:00
3月22日(土)東京ビッグサイトで開催された世界最大級のアニメの祭典『AnimeJapan 2025』にて、アニメ『るろうに剣⼼ -明治剣客浪漫譚-』のスペシャルステージが開催された。
コミックスがシリーズ累計7,200万部、実写映画はシリーズ累計興行収入193億円と全世界・全世代からの支持を受ける伝説の名作『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。2023年にスタッフ・キャストを一新し新作TVアニメシリーズとして、2023年7月に第一期の全24話を放送。そして2024年10⽉から始まった第⼆期『京都動乱』の第⼆クールが1⽉から放送された。
本ステージには、メインキャラクターを務める斉藤壮馬(緋村剣⼼役)、高橋李依(神⾕ 薫役)、⼋代 拓(相楽左之助役)に加え、内田雄馬(四乃森蒼紫役)、⽇野 聡(斎藤 ⼀役)、古川 慎(志々雄真実役)ら豪華声優陣が登壇。これまでの放送の振り返りとともに、作品の魅⼒を語った。
3⽉20⽇(木)に第⼆期の最終回を迎えたばかりの本作。第⼆期の反響について問われると、斉藤は「こうして『京都動乱』という⼀つの旅を皆さんに無事お届けできたことが本当にうれしいなと思います。⼤好きなシーンがいっぱいあるんですけれど、薫殿が最後に『みんなで⼀緒に東京に帰ろうね』と⾔うところが、最終話の演出も相まって本当に思い出すだけでウルッときてしまうというか。本当に素敵でした」と感慨深げに語り、それを受けて高橋は「ここ(第⼆期の最終話)のシーンを演じるために、第⼀期の終わりはあの気持ちだったんだなと、⾔えてよかったと思いました」と思いを語った。
剣⼼の宿敵・志々雄真実を演じた古川も「志々雄⼀派は⼗本⼑を披露させていただいて。あとは原作を読んでいた者からすると、煉獄がしっかりバトルフィールドとして機能したオリジナル展開が、台本を読んでいても演じていても⾮常に⾯⽩かったです。そこで繰り広げられるのが剣⼼と蒼紫の戦いというのも、すごく燃えるものがありましたよね」と語った。

ここで、『るろうに剣⼼ 最強決定戦︕』へ。斉藤、⼋代、日野の「剣⼼組」と、内田、古川の「志々雄⼀派」に分かれ、各陣営が本作の名シーンを紹介しながら、どちらが最強かを競った。まずは日野が、第41話「もう⼀つの⽬的」から、署⻑室で、修羅場を潜り抜けてきた剣⼼と斎藤が共に思考を巡らせて志々雄⼀派の策略を⾒抜き、そこへ友のため、仲間のため、⾃分のためにという熱い思いで駆け付けた左之助のシーンを紹介し、剣⼼⼀派の絆と魅⼒を熱く語った。
続いて志々雄⼀派の内田が、第44話・45話「京都⼤⽕」から、剣⼼と蒼紫が煉獄で激突するシーンをセレクト。内田が「志々雄なんてどうでもいい!御庭番衆こそ最強!煉獄の戦い、四乃森蒼紫はまだ本気をだしていない。ここからが俺の⾒せ場だ!」と熱く語ると、古川がお前味⽅だよな?と突っ込み、会場を笑わせた。
そして⼋代も同エピソードから剣⼼と斎藤のやりとりを挙げ、続けて古川は第40話「⼗本⼑集結」から、志々雄真実が⼗本⼑へ号令をかける場⾯をピックアップし、それぞれ象徴的なシーンへの思いを語った。
ここまでのプレゼンを受けた斉藤は最後に、第42話「翔ぶが如く」〜第45話「京都⼤⽕」から、煉獄の上で繰り広げられた戦いを振り返り、「正直かなり強敵ですね、志々雄⼀派。この先の物語で志々雄達が⼒を発揮してくれば、剣⼼組も⼰の実⼒をもっと⾼めて、チームとしてより成⻑していく。それははっきり⾔って、剣⼼組とか志々雄⼀派とか関係ない!つまり我々はるろうに剣⼼⼀派だ!」と語り、「『るろうに剣⼼』という作品⾃体が⼀つのチームですから、みんなで戦っていきながらも⾼めあっていけるというのが⼤好きだなと思います」と作品への思いを述べた。
全員のプレゼンが終了し、高橋は「みんな『るろうに剣⼼』が⼤好きということで︕」と笑顔で締め、観客席からは両陣営へ⼤きな拍⼿が贈られた。

イベントが盛り上がりをみせるなか、ここで本編のスペシャルPVが上映されると、なんと「第三期制作決定」の⽂字がスクリーンに!
この発表に会場は⼤歓声に包まれ、斉藤も「この発表ができてうれしいです」と喜びの気持ちをコメント。
あっという間にイベント終幕が迫る中、最後に古川は「(第⼆期の最後は)お預けになっている勝負だったので、我々もフラストレーションが溜まっておりますし、僕が⼀番好きだったパートがこれから始まっていくんだな思うと、⾮常に気合いも⼊るといいますか。そこで全部出し切って頑張っていきたいなと思う所存でございますので、ぜひ第三期をじっくりと楽しんでいただけると有難いなと思います」と気合の入った思いを伝えた。
日野は「三期の発表もありましたけど、これから今までにないくらいの激闘が待ち構えています。我々も全⼒のパフォーマンスをぶつけて、気持ちを⾼めてこれから作って参りますので、ぜひご期待ください」とコメント。

内田は「蒼紫としても前クールまで演じて、⾮常に胸の奥が苦しく、熱く燃える瞬間というのがありました。ここでまだまだ終われない、この先まで⾛り切らねばという気持ちで、また三期を制作できることを本当に幸せに思っております」と役への思いを語った。
⼋代は「『京都動乱』を振り返ってみても、左之助は序盤の⽅はなかなか京都に辿り着かず、⾃分の中でもエネルギーを溜めていましたが、そんな中で剣⼼達と合流して、いよいよというところで『京都動乱』が⼀区切りついたところだったので。三期からのエネルギーを存分に発揮して、皆さんにこの先の物語を楽しんでいただく機会があるのは本当に幸せなことだなと思います」とコメント。
高橋「『るろうに剣⼼』の物語は、本当にどのシーンを切り取っても⼤好きだなと思っていて。その中であのシーンを演じたいなというのは、きっとどのキャストさんも思っていることとは思うんですけれど。『るろうに剣⼼』に携わらせていただくことで、そのシーンを演じたいんじゃなくて、歩いてきた中でここのシーンに辿りつきたい、というのが、第⼀期の『序幕東京』から歩ませていただいていることで⾒つけられたと、常々感じております。継続して第三期で、私たちでまた歩ませていただけることをうれしく思います」と熱い思いを語った。
斉藤「『京都動乱』の最終話のサブタイトルが『⾒事な夜」というタイトルで原作通りなんですけれど、(⼀緒に)過ごせた⾒事な夜から決戦に向かっていく彼らの気持ちを胸に、今しばらく皆さんにお待ちいただくことにはなると思うんですが、全⼒を尽くしてキャスト⼀同収録に臨んでいきたいと思います。剣⼼としましては、『序幕東京』そして『京都動乱』よりも密度が濃く、そして深いところまでもぐり込むような、連戦に次ぐ連戦になってくるんじゃないかなと思います。我々キャスト⼀同、役者としてさらなる精進を胸に、⼀つ⼀つの⾔葉に魂を込めて、切っ先を突きつけて努⼒していきたいと思っております」と述べ、今後の展開へ期待を膨らませる観客へそれぞれ熱い思いを語った。

最後は、剣⼼組と志々雄⼀派それぞれのコール&レスポンス対決となり
「所詮この世は、弱⾁」(古川)「強⾷︕」(観客)
「るろうに」(斉藤)「剣⼼︕」(観客)
と掛け声を響かせ、⼤盛況のうちにイベントは幕を閉じた。
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