石黒賢、話題のスポーツ『ピックルボール』世界大会エキシビションマッチで善戦！テニス経験者の視点で魅力語る「もっと広まると思います」

俳優の石黒賢（59）が先月28日（金）、日本開催の国際ピックルボール大会「SKECHERS PWR MASTERS 700 TOURNAMENT JAPAN」にスペシャルゲストとして登場。プロ選手とエキシビションマッチでは、テニス経験者らしいさすがの腕前を見せ、延長戦を乞うほど熱中した。

ピックルボールとは、バドミントンと同じ広さのコート内でパドルというラケットを用い、プラスティック製の穴あきボールを打ち合うアメリカ発祥のスポーツ。強く打ってもボールの速度が遅く、初心者でもラリーを続けやすい点や運動量も激しすぎないことから、子どもからシニアまで楽しめると話題。今年1月にはヒルトン東京5階フィットネスセンターにも、ピックルボールのコート2面が新たに登場している。

一般社団法人日本ピックルボール協会（JPA）は、今年からThe Comfort Technology Companyの「SKECHERS（スケッチャーズ）」と公式フットウェアサプライヤー契約を締結。今回2月27日（木）～3月2日（日）の4日間で、 JPAが運営協力を行う世界大会「SKECHERS PWR MASTERS 700 TOURNAMENT JAPAN」が三重県津市の日硝ハイウエーアリーナにて開催された。

本大会は、PWR（PICKLEBALL WORLD RANKINGS）が主催する公式トーナメントで、日本ではアメリカピックルボール協会公認コートを使用した初の世界大会となった。世界トッププレイヤーをはじめ、アジア各国および国内から総勢約450名の選手が出場し、男女シングルス、男女ダブルス、ミックスダブルス、チーム戦と、各競技で白熱した試合が繰り広げられた。

大会2日目の2月28日（金）に開催された男女ダブルス戦では、俳優の石黒賢がスペシャルゲストとして登場。元プロテニス選手の佐藤博康氏とペアを組み、海外で活躍をしているピックルボールのプロ選手とのエキシビションマッチを行った。

幼少期からテニスを始めた石黒は、中学から大学まで体育会系テニス部に在籍。中学の時には都大会にも出場しておりテニス上級者として名高い。長年テニスを続けて来た経験から石黒は、『ノーボレーゾーンエリア（ノーバウンドでボールを打ってはいけないエリア）』と呼ばれるピックルボールの特殊なルールに戸惑いつつも、さすがの腕前でピックルボールのアマチュアプレイヤーとは思えぬほど実力の高いプレイを展開した。

試合自体は負けてしまったものの、延長戦を乞うほどプレイを楽しんでいた石黒は「負けてしまって悔しい。リベンジは次回します。勝てると思ったんですけど、相手はプロなのでさすがですね」とやる気に満ちあふれたコメント。また、ピックルボールというスポーツについて聞かれると「体力と技術に応じて楽しめるスポーツだと感じました。ピックルボールをやれるコートが増えて、みんなが気軽にできるようになって、ピックルボールってかっこいいなと思う人たちが増えれば、もっと広まると思います」と笑顔を見せた。