現経営者の元日本代表・鈴木啓太、サッカーとビジネスは“ほぼ一緒” 役職をポジションに例える持論展開「攻める人は営業、守る人は…」

2025.3.12 13:15

サッカー元日本代表で、現在は会社経営者の鈴木啓太氏が3月4日(火)、都内で行われたアメリカン・エキスプレス・インターナショナル(AMEX)の記者発表会に登場。会社経営とサッカーの共通点や、経営者として重視することなどを語った。

この日、AMEXは中小企業経営者や個人事業主向けの『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』を刷新すると発表。年会費は4万9,500円(税込)で、新たな特典や機能が拡充される。

なかでも目玉となるのは、新しく導入された従業員向けの追加カード(付帯特典なし)。年会費無料で最大99枚まで発行でき、経費管理を一元化できるというメリットがある。なお、この追加カードは日本で初めて白い券面のAMEXカードだという。

刷新した『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』

また、カードの利用額に応じて無料宿泊特典が提供される“ビジネス・フリー・ステイ・ギフト”は、東急が運営する定額宿泊サービス『TsugiTsugi(ツギツギ)』の対象施設から自由に選んで宿泊できるため、出張時の宿泊費用を抑えるのに役立つ。

そして、ビジネスカードを利用している経営者のゲストとして、鈴木氏がトークセッションに登壇。自身が代表取締役を務めるAuB(オーブ)株式会社はアスリートの腸内細菌を研究するベンチャー企業で、腸活など体調管理に関するプロダクトの開発を主な事業としている。

“プロサッカー選手から会社を起業した経緯”について聞かれた鈴木氏は、「アスリートの身体的なデータは社会に還元できるのではないか?」とコメント。自身の経験を通じて感じたことがきっかけだそうで、そのなかでも「特に腸内細菌というこれからの分野にチャレンジした」と語った。

また、サッカーとビジネスの共通点を聞かれると「ほぼ一緒と言っても過言ではない」とにっこり笑い、どちらも目標に向かって走るにはチームプレーが欠かせないと話す。サッカーでの役割を会社に置き換えると、「攻める人は営業、守る人は管理部、監督やコーチはマネジメント層になるんじゃないかな」と持論を展開した。

トークセッションに登壇した鈴木氏(右)

そんな鈴木氏は会社経理の話題を振られると「経理なんてやったことないからわからない」と起業当時の苦い思い出を振り返る。「組織が成長するにつれてキャッシュフローも大きくなると、余計に経理業務は煩雑になってくる。その事務処理に追われていると、経営者が本来取り組まなければいけない課題に取り組めない」とビジネスオーナーとしての問題点を自ら指摘した。

そういったなかで、鈴木氏はビジネスカードの利点について「ビジネスとプライベートを明確に分けることで、経理業務の時間を短縮できるのが大きい。資金繰りの観点でも、支払いと入金のずれを解消できるのがありがたい」と語る。今回のリニューアルについては、年間最大で2泊分の宿泊が無料になる“ビジネス・フリー・ステイ・ギフト”に魅力を感じたといい、「出張する機会も多いので、経費削減につながる」と喜んだ。

会社経営について語る鈴木氏

さらに、経営者として重視していることを聞かれると「いま1番力を入れているのは、従業員との信頼関係です」と明かし、「モチベーションを醸成しながら、社員のスキルアップにつなげていく。(社員と)組織のカルチャーをつくり上げていくことを重視しています」と真剣な眼差しで語る。

また「よい組織づくりのためには、福利厚生など社員に還元できる仕組みをつくることも重要。それがまさに会社の成長に直結すると思う。この会社とともに、社会にこういうインパクトを残していくぞっていう思いを1番のポイントとして考えています」と熱弁をふるった。

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