『私の知らない私』 小野花梨ら出演陣笑顔のクランクアップ!小野「私はとっても幸せ者だと思います」
2025.3.12 06:00
毎週木曜23時59分より読売テレビ・日本テレビ系にて放送中の木曜ドラマ『私の知らない私』。予測不能な展開続きのヒューマン・ラブサスペンスも残すところあと2話と最終盤に差し掛かり、小野花梨が演じる羽田芽衣の“空白の1年”を紐解く物語が大詰めを迎える中、芽衣とともに兄・蒼馬の死の真相を探る相沢龍之介役の兵頭功海が、クランクアップを迎えた。
この日、小野との重要なシーン撮影を終え、無事にクランクアップを迎えた兵頭は、大きな拍手が沸き起こる中で「過去一番というぐらい台本を読み込んでこの現場に臨みました。ときには感情がすごい出てしまったと思うのですが、それでもスタッフの皆さんは温かくその意見を聞いてくださり、より良い作品にしようと進めてくださいました。今回、小野花梨さんという素晴らしい俳優さんをはじめ、素敵なキャストの皆さんとこの作品を作り上げることができて、本当にいい経験となりました。ありがとうございました!」と、その目に少し涙を浮かべながら感謝を伝えた。

そして別の日、最終第11話における大きなポイントとなるシーンを撮り終えた羽田芽衣役の小野花梨、篠原翠役の馬場ふみか、西島奏多役の小池徹平が、同時にクランクアップを迎え、全シーンが撮了した。主人公・芽衣の親友・翠役を務めた馬場ふみかは、「始まってから3か月ぐらい、あっという間とは言えない3か月間。長いな…、終わらないな…、と思っていましたけど、やはり終わりは来るものですね。主演の花梨ちゃんが、本当にまっすぐ、たくましく、ずっと先頭に立っていてくれて、小池さんがお茶目に楽しくみんなを支えてくださいました。そしてスタッフの皆さまがすごく愛を持って毎日撮影してくださって、みんなと一つのものを毎日作ってるという感覚がすごくありました。ありがとうございました。お疲れ様でした!」と、笑顔で振り返った。

芽衣の婚約者・西島役を務めた小池徹平は、「座長の花梨ちゃんが本当にしっかりと支えてくれた現場だったと思います。クランクイン前から台本が全部できていたおかげで、現場で1シーンずつ、“これどうだろう、どうだろう?”って話し合いながら作っていくドラマは人生で初めてでしたし、役者として贅沢な時間で、とても濃厚な作品だったと思います。4か月近く本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!本当にシリアスなサスペンスだったので、ときにはすごい心苦しくて、現場では一回もふざけることとかできなかったですし……」と話すも、小野や馬場からは「え(笑)?」「あれ(笑)?」とツッコミが入り、小池の現場での様子がうかがえる場面だった。

そして、今作で初の単独主演として、主人公の羽田芽衣を演じた小野花梨。花束を受け取り、撮影を振り返りながらゆっくりと話し出した。「ありがとうございました。自分の弱い部分や至らない部分をたくさん教えていただいた作品でした。“明日現場行けないかも…”みたいな日がときにはあったりして、悩んだこともたくさんあったんですけど、やっぱり現場の皆さまが優しくて、愛情深くて、楽しもうとしてくださって、その姿勢から学ばせていただくものがとても多くありました。自分の至らなさを、皆さまの愛情でたくさん補填していただいたなと日々感じていました。本当にこの作品を演じられてよかったです。私はとっても幸せ者だと思います。改めてありがとうございました!」と、笑顔で締めくくった。

現場は温かな拍手と笑顔に包まれオールアップを迎えた『私の知らない私』第10話「使命」は13日(木)24時9分よりスタート。


◆第10話あらすじ
相沢龍之介(兵頭功海)の元から立ち去った芽衣(小野花梨)は、中谷莉奈(渋谷凪咲)から高校時代に篠原翠(馬場ふみか)との間に起きた“ある出来事”を聞いていた。一方、芽衣が警察に自首する前に居場所を見つけたいと焦る西島奏多(小池徹平)は、佐竹恭平(渋谷謙人)の元へ。「お前が無能だから芽衣が思い出したんだろ? メモリーカードのことも、車のことも」と怒った西島は、芽衣の居場所を探るように命じる。そんな中、佐竹から西島の“車”についての話を聞いた龍之介は、調査を進めることに。すると、とんでもない秘密が明らかになり……!?
『私の知らない私』
毎週木曜23時59分より読売テレビ・日本テレビ系にて放送中
各話放送終了後よりTVer配信あり
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