KinKi Kids 堂本光一「何食わぬ顔」でナイスフォローのSexy Zone 佐藤勝利を称賛「すごく堂々としている」

2023.4.11 13:00

KinKi Kidsの堂本光一が10日、東京・帝国劇場で行われたミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK -Eternal-』の開幕記念会見に出席。共演のSexy Zone・佐藤勝利を称賛した。

『SHOCK』シリーズは、2000年11 月に『MILLENNIUM SHOCK』(作・構成・演出:ジャニー喜多川)が初演されて以来、光一が国内ミュージカル単独主演記録(2023年4月10日時点で総上演回数1933回)を更新し続ける人気作。若きエンターテイナーのコウイチ(光一)が困難を乗り越えてカンパニーを一つにしていくストーリーで、今回は本編『Endless SHOCK』と、その3年後を舞台にしたスピンオフ作品『-Eternal-』の2作が同時上演される。

本編『Endless SHOCK』は、ひと足早く9日に初日を迎えた。帝国劇場における本編の上演は約3年ぶり。作・構成・演出・主演の光一は喜ぶ観客を目にした感想を「“この作品を愛してくださっているなぁ”と、いつも感じるんですね。“それに応えないといけない”という思いで、20年以上やってきたので」と明かし、「お客さまもそうですし、スタッフ・共演者の皆さんに支えていただいているという感覚です」と改めて周囲への感謝の思いを口にした。

作・構成・演出・主演の堂本光一

2022年9・10月の博多座公演ではマスクをした状態でのフライングとなったが、今回はマスクなしでフライング。光一は「お客さまの方が気を使ってくださっていて、たぶん100%と言っていいくらいマスクをしてくださっている」と“上空”から見た客席の様子を明かし、「フライングもそうですし、セットも何もかも『SHOCK』は“ここでずっとやってきた、ここで合わせてきたもの”なんですよね。そういう意味では“ああ、この感覚だな”というのはありました」と久々に“本拠地”の帝劇に帰還した気分を味わったようだった。

本編とスピンオフ作品を同時にけいこするにあたり、良かった点や戸惑ったことを聞かれると、光一は「良かった点なんて何一つないんじゃないですか」と答え、「本当に皆さん、大変だったと思います。申し訳ない気持ちでいっぱいで、『-Eternal-』は“あの時、こう思っていた”っていうこととかを伝える作品になっているので、役を深掘りすることができるという部分では良かったと思いますけど、まあ、何にせよ、ややこしいですね。ごめんなさい」と共演者に謝って笑わせた。

フライングをする堂本光一

会見では終始、さわやかな表情で受け答えをしていたが、本番ではハプニングもあったという。光一は「セリフをぶっ飛ばしたところもありました。それを勝利が何食わぬ顔をしたまま続けてくれたので、お客さまにはバレなかったと思うんですけど…バレなきゃいいんです」とニヤリ。Kis-My-Ft2・北山宏光とダブルキャストでコウイチのライバル役を演じる佐藤の成長をそこで実感したそうで、光一は「すごく堂々としているし、けいこの時から常に全力でやってくれていた」と目を細めた。

2作同時上演について佐藤は「自分にできるかなぁ」と不安もよぎったようだが、光一から「大丈夫。勝利ならできるよ」と温かい言葉をかけてもらっていたという。「あの言葉をいただいてから、“光一君が信じてくれているから、オレ、やらなきゃ”“やれている姿を見せなきゃ”って思っています」と佐藤が話すと、光一は「“やれるよ”って言っている自分ができていないからなぁ」とセリフを飛ばした自身をネタにして爆笑をさらった。

ヒロインの中村麗乃

ヒロインのリカ役を務める乃木坂46・中村麗乃も座長に励ましてもらった一人で、「私は心配性で、全部に対して“不安です”ってなっていたんですけど、いつも力強く“大丈夫だよ”って言ってくれていたので、“頑張ろう”って気持ちになりました」と光一に感謝。光一は「けいこ始めのころはすごく遠慮する。“どうしたら、いいかなぁ”って思うくらい。それで考えついたのが“毎日、『あっち向いてホイ』をしようぜ”って。とにかく、心を開いてもらわないとって思って」と距離を縮めるために気を配ったという。一方、中村は取材陣に『あっち向いてホイ』の勝率を確認されると、「圧倒的に私が勝っていたかもしれない」と切り返して会見を盛り上げた。

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