鉄 刃役・高山みなみを青山剛昌が大絶賛「コナンよりバカっぽく、いい感じになっていました」新アニメ『真・侍伝 YAIBA』舞台あいさつレポート
2025.3.4 19:15
4月5日より放送が開始されるアニメ『真・侍伝 YAIBA』の第1話世界最速上映会&舞台あいさつが開催され、声優の高山みなみ、石見舞菜香、細谷佳正、そして蓮井隆弘監督と⻲⽥祥倫キャラクターデザイン/総作画監督が登壇した。
この日初公開となるメイン PV がスクリーンに映し出され会場の期待が⼀気に⾼まるなか、本編も含めてこだわりについて、蓮井監督は「約30年前の原作を今アニメにさせていただくということで、馴染んでもらうためにまずやったこととして舞台を現代にさせてもらってます。⾒たことある建物とかが結構出てきたり、そういうところで⾝近に感じていただきたいなというのがあり、それが⼀番こだわっている部分です」と語り、続けて⻲⽥は「⾊に関しては⾃分の好きな⾊を⾊彩設計の⽅に塗ってもらっていて、⻘⼭先⽣の原作のカラーページを⾒ながら⾊の再現や、影⾊があまり暗くなりすぎないようになど意識しています。特に90年代を意識しているわけではないのですが、⾒やすい画⾯作りやキャッチーさが⼤事な作品だと思っているので、様々なバランスを考えた結果、彩度⾼めの鮮やかな作品になっているような気がします」と、それぞれのこだわりを明かした。
そしてメイン PV を観た⾼⼭は「アクションがもの凄くスピーディーで、毎回すごく動いているんですよ。なので⾊が全部ついた状態で、カット繋ぎで作られると余計にその派⼿さが分かりますね」と感想を述べ、⽯⾒も「毎話劇場で⾒たい作画だなと思いました」とコメントを寄せた。
この⽇、本作のオープニングテーマがBLUE ENCOUNTが歌う『BLADE』に決定したことが公開され、なんと会場へ駆けつけていたBLUE ENCOUNT のメンバーが観客席から⼿を振りサプライズ登場。驚きつつもよろこぶ登壇キャストや観客へ向けて、BLUE ENCOUNT のボーカル・⽥邊駿⼀は「偉⼤な作品の⼀部になれることを光栄に思っています。この時代、熱いやつがバカにされたりとか、真⾯⽬なやつが笑われたりという時代なんですが、この時代だから鉄 刃の持つ熱量だったり信念が必要なんじゃないかなと、改めて原作を読ませていただいて思いました。彼に負けないほどの真っ直ぐな“想い”で作りましたので、作品共々『BLADE』を愛してほしいと思っております。よろしくお願いします」とあいさつし、会場は⼤きな拍⼿に包まれた。
そしてここで、原作者・⻘⼭剛昌からのスペシャルビデオメッセージが上映。⻘⼭は、1993 年放送のアニメ『剣勇伝説YAIBA』を振り返り、「当時の『剣勇伝説YAIBA』最終回の中で、テレビのブラウン管に『名探偵コナン』が映るというシーンがありますが、その原画は私が描きました。『剣勇伝説YAIBA』が終わるときアニメスタッフにあいさつへ⾏ったら、ここだけ描いてください、とお願いされて、(江⼾川)コナンと(⽑利)蘭を描きました」と驚きの裏話を明かし、「最初の『名探偵コナン』のアニメ化は私が描きました」と、⼀番思い出深かったエピソードを振り返った。
さらに、本作の第1話のアフレコに⽴ち会ったという⻘⼭は「とにかくスゲェです!⾼⼭さんに再び刃を演じてもらえるのも感謝です。コナンよりバカっぽく、いい感じになっていました」と感想を述べた。アフレコ現場では、⾼⼭、⽯⾒、細⾕へ直接アドバイスをしていたという⻘⼭は「上⼿かったですし、あとはとにかくアニメの画も良くて。よかった思い出しかないですね」と絶賛。
最後に「前回はかぐや編までアニメ化されましたが、今回は「YAIBA」の物語を最後まで描いてもらいたいと思います。蓮井監督、⻲⽥さん、⾼⼭さん、⽯⾒さん、細⾕さん、頑張りましょう!「YAIBA」を知っている⼈も知らない⼈も、観てやってください。応援よろしくです!」と⼒強いメッセージを会場へ送った。