氷川きよし復帰後、民放テレビ初出演！1年8か月活動休止中の“変化”を明かす…「人間なんだって感じられました」

2025.2.20 10:30

今年デビュー25周年を迎えた氷川きよしが2月12日（水）日本テレビ系情報番組『DayDay.』（月～金／あさ9時～）の『Dotti Dotti』コーナーに初の生出演。『カラフルDAYS』のテーマソングになっている、氷川が作詞した『WALK』を生歌披露した。2023年1月から歌手活動を休止していた氷川は、この日が復帰後民放テレビ初出演となった。

◆氷川きよし、料理の前に土鍋を制作！？

この日、歌手活動休止から復帰後『DayDay.』が民放テレビ初出演となった氷川は緊張した様子。「やっぱり緊張しますね。だって取り返しがつかないじゃないですか（笑）」と告白し、スタジオは大爆笑に。

1977年生まれで同い年の氷川と山里。歌と料理でおもてなしをする音楽バラエティー番組『kii’sパーティー～氷川きよしと最高な夜～』（2021年）で共演経験もあるため、「僕は“きいちゃん”なんて呼んでますから！」とどや顔を見せた山里。番組では同い年の香取慎吾も集まり、氷川が香取と山里に料理をふるまったという。

自らこだわりが強いと話す氷川は、「土鍋から作って、その鍋で（料理を）作りたかったんです。その時はカレー鍋で…でもちょっとダシが足りなかったなって…」と悔やんでいると、山里から「いやいや何年反省してるんですか！（笑）」と突っ込まれ、笑いが起こった。

◆1年8か月の歌手活動休止中は…

「人生で初めて長く休んだ」と明かした氷川は、1年8か月の休止期間について「ロンドンとか、ロサンゼルス、フロリダ…ずっと（海外を）回ってました。価値観が変わるというか、今までの考え方が変わって…心が広くなってきました」と考え方や心境に変化があったことを告白。

さらに氷川は「いろんな方に会ったんです。それぞれがいろんな個性があっていいんだ…人間なんだって感じられました。（友達は）たくさんできて、2か月いたので別れがつらかったですね。号泣して最後は…」と心境の変化を明かした。

心だけではなく、「休んで肌が変わった」「心とつながってるんだなって。肌が生き返って甦って…むけたっていうんですかね…」と肌の調子がいいと話す氷川。すると山里から「むけた？一皮…本当にむけた！？（笑）よく海外行った人が言いますけど（笑）」と突っ込まれ、スタジオは笑いに包まれた。

そして、イギリス滞在中にハマった食べ物の話題に。氷川は「ロンドンでフィッシュ&チップスを食べてみたかったんです！ものすごくおいしくて、お魚の身がやわらかくて。半分に切ったレモンをジャーっとかけて、タルタルソースをたっぷり乗せて食べたらもう最高で！」と熱弁！しかし「（フィッシュは）結構大きくて…でも何のお魚かわからないんですけど…」と不思議そうな表情を見せ、スタジオは和やかな雰囲気に。

◆氷川きよし作詞『WALK』生歌披露

そして、多様性に楽しく触れることができるキャンペーン『カラフルDAYS』のテーマソングを担当している、氷川作詞の『WALK』の生歌披露へ。

この楽曲について氷川は「5年前にいろいろ葛藤して。40歳前半だったんですけど、このままでいいのかなって…周りの友達とかは家庭ができたり…みんな幸せになっていって、ぽつんと孤独感を感じたんですよ。歌の道ができたのはありがたいけど、これから一人の人間としてどう生きていけばいいんだろう。氷川きよしとして一生生きていかないといけないし、それがファンの方に対する感謝だと思ったんですけど…。“自分らしくもっと生きたい！”と思って、悩んで考えて書いたのがこの曲です」と過去の心境を明かした。

すると「話すと長くなっちゃう、番組が終わっちゃうと思うので（笑）」と笑いを誘い、お茶目で人を楽しませる氷川の魅力が垣間見えた。

CM中スタンバイに入った氷川。歌唱直前でもスタジオを見渡し、「よろしくお願いいたします」と笑顔で呼びかける姿に、『DayDay.』メンバーも番組スタッフも胸を打たれた様子。そして、『WALK』の生歌披露がスタート。

生歌披露を終えると、誰もが心を包み込まれ、背中を押してくれるような歌詞と氷川の伸びやかで熱のこもった歌声に、スタジオは拍手に包まれた。武田は「僕も日々迷っているので…心に響きました」と称賛。山里は「“寄り添って一緒に歩いてこう”って言ってくれる、その言葉のひとつひとつが全ての悩みに寄り添ってもらえるような…幸せな気持ちになる」と語った。