カズレーザー　“キャッシュレスで払うと脳が快楽を感じる！？”　実験データに驚きと危機感

『カズレーザーと学ぶ。』が4日に放送された。同番組はお笑い芸人のメイプル超合金・カズレーザーがMCを務め、知ればきっと人生が変わるような新知識を最先端の研究者から学びまくる。

今回は、『新時代を生き抜く金銭感覚』をテーマに『あなたの1万円はもう1万円じゃない　日本人が変えるべきデフレマインドとは！？』『お金の身体化を考える？ キャッシュレス払いはなぜ気持ちがいい？』『ギャンブル…ムダ遣い…金銭感覚がバグる時　脳内に何が！？』という3つの観点で講義を受けた。

『お金の身体化を考える？ キャッシュレス払いはなぜ気持ちがいい？』という講義では、クレジットカード払いと、現金払いの脳の活動の違いを調べた実験データを公開。快楽を覚えた時に反応する“線条体”が、現金払いの時には無反応だったが、クレジットカード払いの時には反応。さらに、商品がクレジット決済可能と分かった時点で、“線条体”の反応が始まり、支払い金額を把握した段階でより反応が強くなったことが明かされた。カズレーザーは、「（キャッシュレスで）払ったことが気持ちよくなるんですか？」と驚いた様子でコメントし、生まれた時からキャッシュレス社会で育つ、デジタルネイティブ世代の子ども達を危惧した。

すると、成人になったばかりで、まさにデジタルネイティブ世代のタレント・本田望結は「現金持たなかったんです、いままで。最近4月から一人暮らしを始めて、初めて“お金を持つ”っていうことをして、むしろ私はちょっとドキドキしてます」とリアクション。

そんな本田は「私、今年の3月まで高校生だったので、欲しいものがあったらお母さんにお願いする」と、金銭感覚を明かし、「いままでお年玉も自分のお財布に入れたことがなくて（お母さんに）預けちゃってて」と打ち明けると、カズレーザーは「できた子だ！」とニッコリ。「お小遣いあげたくなりますね」とコメントし、スタジオの笑いを誘った。

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写真提供：（C）日テレ